12月13日の会
12月13日あじさい会
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2016年12月13日 (火曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。
<お知らせ>
参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申し込みを終了致します。
12月13日の会を終えて
今年最後の会も無事終わりました。
事前の申し込みの半分の参加人数になってしまいましたが、和やかに一年の終わりの会を締めくくることができました。
テレビ放映を見ての参加が4名で、私を含め6名でお話しました。
今回は珍しく結婚生活30年以上の人が5名と、40代の子育て世代が1名でした。
どの方も結婚当初から何かおかしいと感じながらも30年40年という長い年月が経ってしまい、何から話してよいのか分からない、ずっと誰にも分かってもらえなかったという共通の気持ちを吐き出すことができました。
結婚当初からということで、私も何か変だなと感じたことがいろいろありました。
ですが、それは私に直接に影響を与えるものではなく些細なことであったりしたので、見過ごしていたように思います。
結婚して間もない頃、夫と二人で私の実家に遊びに行ったときのことです。
実家の両親はいつも歓迎してくれてご馳走でもてなしてくれるのが常でした。
夫もことさら陽気そうな感じで明るくしゃべって、それに応えるようにしていました。
皆が寛いでいるときに何を思ったのか、彼は台所の冷蔵庫を勝手に開け
「わー、奥の方にお菓子がある、食べていい?」と言いました。
それは母が友人からもらった手作りケーキの残りの一切れだったようです。
私はものすごく恥ずかしい気持ちになりました。
母もムッとした感じで
「人の家の冷蔵庫を勝手に開けんといてよ。」と苦笑いしながらも言いました。
そのとき夫は
「いいですやん。もう家族なんやから。」と言いました。
彼は親しみを込めて言ったつもりなのかもしれないけど、それほど親しいわけではないのです。
私の家族に対して親切だったり思いやりを持ってくれることなど、結局一度もなかったのに、家族=自分の家と同じと考えたのでしょうか。
実家の両親は、いつだって私の夫のことを歓待し良くしてくれました。
ですが、実父が癌で急死したときも、私や私の家族に寄り添ってくれることなどなかった。
夫は妻の家でどのように振る舞うのか分からなかったのかもしれません。
それでお茶目な夫を演じていたのだと思うのです。
だからちぐはぐさが妙な印象を残してしまっていたのです。
夫も場になじむようにはどのように演じたらよいのか、場面場面でしんどかったと思います。
けれども微妙に狂う場にそぐわない不自然な言動が、人を不愉快にさせたり不信感を抱かせたりしてしまいます。
夫なりに社会に適応するために自然と学習していった人との接し方は、ある程度までは役に立つかもしれません。
だけど家族やパートナーには、それは役には立たない。
自分の傾向を知り自覚することは、人との関係でとても大切なことだと思います。
けれでも挫折の無い順風満帆な人生を送ってきたと自負している60歳半ばの夫には、自分の特性についての自覚は必要ないのでしょう。
そこが大いに問題であり私の悩みなのです。
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2016年12月13日 (火曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。
<お知らせ>
参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申し込みを終了致します。
12月13日の会を終えて
今年最後の会も無事終わりました。
事前の申し込みの半分の参加人数になってしまいましたが、和やかに一年の終わりの会を締めくくることができました。
テレビ放映を見ての参加が4名で、私を含め6名でお話しました。
今回は珍しく結婚生活30年以上の人が5名と、40代の子育て世代が1名でした。
どの方も結婚当初から何かおかしいと感じながらも30年40年という長い年月が経ってしまい、何から話してよいのか分からない、ずっと誰にも分かってもらえなかったという共通の気持ちを吐き出すことができました。
結婚当初からということで、私も何か変だなと感じたことがいろいろありました。
ですが、それは私に直接に影響を与えるものではなく些細なことであったりしたので、見過ごしていたように思います。
結婚して間もない頃、夫と二人で私の実家に遊びに行ったときのことです。
実家の両親はいつも歓迎してくれてご馳走でもてなしてくれるのが常でした。
夫もことさら陽気そうな感じで明るくしゃべって、それに応えるようにしていました。
皆が寛いでいるときに何を思ったのか、彼は台所の冷蔵庫を勝手に開け
「わー、奥の方にお菓子がある、食べていい?」と言いました。
それは母が友人からもらった手作りケーキの残りの一切れだったようです。
私はものすごく恥ずかしい気持ちになりました。
母もムッとした感じで
「人の家の冷蔵庫を勝手に開けんといてよ。」と苦笑いしながらも言いました。
そのとき夫は
「いいですやん。もう家族なんやから。」と言いました。
彼は親しみを込めて言ったつもりなのかもしれないけど、それほど親しいわけではないのです。
私の家族に対して親切だったり思いやりを持ってくれることなど、結局一度もなかったのに、家族=自分の家と同じと考えたのでしょうか。
実家の両親は、いつだって私の夫のことを歓待し良くしてくれました。
ですが、実父が癌で急死したときも、私や私の家族に寄り添ってくれることなどなかった。
夫は妻の家でどのように振る舞うのか分からなかったのかもしれません。
それでお茶目な夫を演じていたのだと思うのです。
だからちぐはぐさが妙な印象を残してしまっていたのです。
夫も場になじむようにはどのように演じたらよいのか、場面場面でしんどかったと思います。
けれども微妙に狂う場にそぐわない不自然な言動が、人を不愉快にさせたり不信感を抱かせたりしてしまいます。
夫なりに社会に適応するために自然と学習していった人との接し方は、ある程度までは役に立つかもしれません。
だけど家族やパートナーには、それは役には立たない。
自分の傾向を知り自覚することは、人との関係でとても大切なことだと思います。
けれでも挫折の無い順風満帆な人生を送ってきたと自負している60歳半ばの夫には、自分の特性についての自覚は必要ないのでしょう。
そこが大いに問題であり私の悩みなのです。
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