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2月27日の会

2月27日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2015年2月27日(金曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
会議室803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。


2月27日の会を終えて

初めて参加の方3名を迎え、6名で開催することができました。
若い方、子育て世代、そして夫婦二人暮らしになってしまった人など家庭の事情は様々です。

「夫婦二人暮らしになったら、どうしよう…」
どの方もこれから先の漠然とした不安を抱かれていることだと思います。
私はすでに夫婦二人暮らしを8年も続けています。二人暮らしになってようやく、夫とは会話が成り立たないという事実に気付きました。手を変え品を変え、夫とのコミュニケーションを図るための工夫をあれこれ試みましたが、何をしても同じでした。
夫は静かな調子でいつも私の傍らにいるけれど、気持ちが通じ合う感覚が得られず、ズレ過ぎる会話に傷つくばかりでした。そのうち私は夫と話しができなくなってしまったのです。夫の前では無表情になってしまうのです。目さえも合わせることができなくなりました。体調も崩し、涙ばかりがこぼれる毎日でした。
せめて少しだけでも離れたいという気持ちが強く、一年ほど部屋を借りたこともありましたが、今は自宅に帰っています。
そうした試行錯誤ののち、現在は夫との距離の取り方をつかみ、一緒に暮らしていてもストレスはほとんどありません。
簡単なことですが、なるべく話しかけないようにする、けっして期待しない、頼らない、一緒の時間を極力減らす、相談するときは結論を決めておく、などです。
こんな自分勝手で冷たい態度をとる自分への罪悪感に苦しみもしましたが、今ではこれが私たち夫婦が平和であるための方法なんだと信じるに至っています。

ご家庭の事情やご主人の特性によって、人それぞれに考えられる方法はいくつもあることでしょう。
他人から何と思われようとも、「家族」という規範から外れていようとも、自分がより気持ちが楽になりリラックスできるような生き方をあじさい会で励ましあっていければいいですね。



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2月12日の会

2月12日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2015年2月12日(木曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
会議室803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。


2月12日の会を終えて

9名の参加で開催することができました。
会では、はじめに2時間の進行についてのあらましを説明します。
次にセルフヘルプグループでのルールの確認を行います。
話すとき、聞くときのコツなどの他に、注意事項などもお話させていただいています。
その後、自己紹介で一巡したのち、一人ずつ話していただきます。
最近では、限られた時間を公平に配分したいために、それぞれの話す時間をおおよそ決めています。
毎回感じるのは、初めて会う方々でもいきなり話が通じてしまう凄さです。
困惑していること、悩んでいること、辛い気持ちがすぐに分かりあえることに驚きます。
会のあとは時間のある方だけでランチ会もするのですが、そこでもさらに打ち解けて延々と話し続けることができるのです。(私もついいっぱいおしゃべりしてしまいます…)
そのこと自体は、共通の悩みのあるものにとって発散できる貴重な場であるのですが、半面危険なこともあると最近考えるようになりました。
セルフヘルプグループのルールは簡単にいえば、「言いっぱなし、聞きっぱなし」です。人の話しを否定したり非難するのは禁止です。カウンセリングに似て、とても心地よい場なのです。
けれども実際には、それぞれの方の背景や抱える問題は一人として同じではないこと、考え方や感じ方が異なるのは周知の事実ですので、あじさい会で一時的に互いに分かりあえたとしても、すべてが分かりあえる友達ではないことです。
「お互いの悩みを共有して自分の心を癒して、自分に合った方法を探る」、そんなふうに会を利用してくだされば運営者として本望だなと思っています。

1月29日の会

1月29日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2015年1月29日(木曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
会議室803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。


1月29日の会を終えて

本日は初参加の方2名を含め、9名の会となりました。
参加人数が増えると、それぞれの話す時間は減りますが、いろいろな話を聞けるという利点もあります。
自分が忘れ去って封印しようとしていたことを思い出したり、理由が分からなかったことが人の話を聞いて腑に落ちたりなど、さまざまな気持ちが交差します。人の話を聞きながら、自分の考えや感情を確認することができます。
参加した人が自分で自分を援助する力を得るためには、分かりあえる人とのつながりや支えが必要です。
上手にセルフヘルプグループを利用しつつ、自分らしく生きられる道を探っていきたいものですね。

こうした会を運営していると、大変ではないですか?とよく質問されます。
大変どころか本音を言えば、とても楽しく充実しています。
それはいろいろな世代の方々と知り合いお話できるからです。
夫と心のつながりが持てなかったことは残念でした。
でもそうであったからこその出会いがあったりして、プラスマイナスゼロかもしれませんね。

1月14日の会

1月14日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2015年1月14日(水曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
会議室801

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。


1月14日の会を終えて

2015年明けての会は、7名の参加で始まりました。
お正月はことさら家族が強調されて、普段より苦しい気持ちになります。皆さまはいかがだったでしょうか?
今回は参加された方の年代層が幅広かったので、かつての自分に重ねてみたり、将来の自分を想像してみたりできたように感じました。

このブログのコメント欄で紹介したことがあるのですが、妻からの立場がよく書かれていると思っている本があります。

①アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておきべき22の心得
(ルディ・シモン著 、スペクトラム出版社)
② アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと
(マクシーン・アストン著、東京書籍)
③旦那(アキラ)さんはアスペルガー (シリーズになっていて4巻あります)
(野波ツナ著、コスミック出版)

それと、Wikipediaの「カサンドラ症候群」の項目。とてもよくまとまっています。
私にはこれが一番しっくりきました。
いろいろな思いはありますが、客観的にアスペルガーを知り、自分が振り回されないことが何よりも大事ではないでしょうか。

あじさい会の帰りに文楽を観に行きました。近松の名作「冥途の飛脚」でした。
最後の場面で雪の降りしきる中、寄り添いながら互いをいたわり情を通わせる人形の細やかさに泣きそうになりました。
こういう情を通わせるってこと、夫には難しかったのですね。
ちょっと寂しい気持ちもするけれど、普通の人生においても誰にでもあることではないわ…などと言い聞かせて帰路につきました。

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