8月7日の会
8月7日あじさい会
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2015年8月7日(金曜日)
10時〜12時
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 701
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
8月7日の会を終えて
夏休みと猛暑のせいか、少人数の6名でこじんまりと会を催すことができました。
いくら夫がアスペルガーかもしれないと思って会に参加しても、それぞれの家庭の事情が異なりご本人の性格も生き方も異なり、妻側の悩みや困っていることも多岐にわたるといつも感じます。
ただ一つ言えるとしたら「自分を責めないで、自分の嫌な気持ちをうやむやにしないで、自分の身体と心を大切にしましょうね」と参加者どうし互いに確認し合うことでしょうか。
カサンドラに陥って自分の心身を傷つけることのないようにしたいものです。
こうした自助会は、一人で悩んでいてはズルズルと混とんとした深みに入っていくのを仲間どうしが助け合って踏みとどめるためにあるのだと改めて感じています。
会ではよく「皆さん、どのように工夫されてるのだろう?」という言葉を聞きます。
私の場合は、夫と距離をおくようにしています。会話が成り立たないので、自分の感情を話さないようにしています。
話しても全く反応がなかったり、またはひどくけなされたり、話している内容と全然違う返事だったり、または欠伸をしたりで、話さなければ良かったと思うことばかりです。
それでもうっかり話してしまうこともあるのです。
先日、玄関先に大事に育てていたバジルが青々とたくましく育ち強い香りを放つようになったので、それを使って夕飯にニンニクとトマトとバジルのあっさりスパゲッティを作りました。
摘みたてのバジルをふんだんに使い完熟トマトを刻んで、我ながら美味しくできたのです。
普段なら何も言葉を交わさずに夕飯を食べるのですが、その日はつい嬉しくて
「このバジルね、玄関先のプランターで育てた摘みたてよ。香りが強くて美味しいね。」と言ってしまいました。
夫はただ一言 「塩辛いな」 と発しただけでした。
その時、私は「これだな」と思ったのです。腹が立つことも全然ありませんでした。
「来たな、やっぱりだな」って感じです。本当に教科書通りの反応です。
夫には、私の自分が育てたバジルを食べることが嬉しい気持ち、思いのほか美味にできて嬉しいという気持ちは伝わらなかったのでしょう。
自分の気持ちを察してほしい、同じように共感してほしい、と期待してはいけないことをうっかり忘れていたのです。
あじさい会の後のランチでこの一件を話すと、夫の言葉に皆さん一斉に笑ってくれました。
他の人だったら「どうしてご主人はみいこさんの気持ちに応えなかったの?何か機嫌が悪かったの?」と怪訝に思うかもしれません。
でもあじさい会に集まる人たちは、夫の反応を瞬時に想像して笑ってくれるので、自分が「やっぱり」と感じた気持ちを確かめることができます。
夫に悪気はないのです。夫への接し方を変えて自分を守ること。夫の事情を受け止め、自分が振り回されないようにする。世間の常識に惑わされずに、「自分は自分」を貫く。
これらを実行するようにして、ようやく最近「私」を取り戻しつつあるように感じています。
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2015年8月7日(金曜日)
10時〜12時
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 701
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
8月7日の会を終えて
夏休みと猛暑のせいか、少人数の6名でこじんまりと会を催すことができました。
いくら夫がアスペルガーかもしれないと思って会に参加しても、それぞれの家庭の事情が異なりご本人の性格も生き方も異なり、妻側の悩みや困っていることも多岐にわたるといつも感じます。
ただ一つ言えるとしたら「自分を責めないで、自分の嫌な気持ちをうやむやにしないで、自分の身体と心を大切にしましょうね」と参加者どうし互いに確認し合うことでしょうか。
カサンドラに陥って自分の心身を傷つけることのないようにしたいものです。
こうした自助会は、一人で悩んでいてはズルズルと混とんとした深みに入っていくのを仲間どうしが助け合って踏みとどめるためにあるのだと改めて感じています。
会ではよく「皆さん、どのように工夫されてるのだろう?」という言葉を聞きます。
私の場合は、夫と距離をおくようにしています。会話が成り立たないので、自分の感情を話さないようにしています。
話しても全く反応がなかったり、またはひどくけなされたり、話している内容と全然違う返事だったり、または欠伸をしたりで、話さなければ良かったと思うことばかりです。
それでもうっかり話してしまうこともあるのです。
先日、玄関先に大事に育てていたバジルが青々とたくましく育ち強い香りを放つようになったので、それを使って夕飯にニンニクとトマトとバジルのあっさりスパゲッティを作りました。
摘みたてのバジルをふんだんに使い完熟トマトを刻んで、我ながら美味しくできたのです。
普段なら何も言葉を交わさずに夕飯を食べるのですが、その日はつい嬉しくて
「このバジルね、玄関先のプランターで育てた摘みたてよ。香りが強くて美味しいね。」と言ってしまいました。
夫はただ一言 「塩辛いな」 と発しただけでした。
その時、私は「これだな」と思ったのです。腹が立つことも全然ありませんでした。
「来たな、やっぱりだな」って感じです。本当に教科書通りの反応です。
夫には、私の自分が育てたバジルを食べることが嬉しい気持ち、思いのほか美味にできて嬉しいという気持ちは伝わらなかったのでしょう。
自分の気持ちを察してほしい、同じように共感してほしい、と期待してはいけないことをうっかり忘れていたのです。
あじさい会の後のランチでこの一件を話すと、夫の言葉に皆さん一斉に笑ってくれました。
他の人だったら「どうしてご主人はみいこさんの気持ちに応えなかったの?何か機嫌が悪かったの?」と怪訝に思うかもしれません。
でもあじさい会に集まる人たちは、夫の反応を瞬時に想像して笑ってくれるので、自分が「やっぱり」と感じた気持ちを確かめることができます。
夫に悪気はないのです。夫への接し方を変えて自分を守ること。夫の事情を受け止め、自分が振り回されないようにする。世間の常識に惑わされずに、「自分は自分」を貫く。
これらを実行するようにして、ようやく最近「私」を取り戻しつつあるように感じています。
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