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1月28日の会

1月28日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2016年1月28日(木曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください


1月28日の会を終えて

初参加の方2名と合わせて6名でお話をしました。
1回だけの参加の方も多い会ですが、何回か来られる方と話をすると、少しずつ心の持ち方に変化があらわれているのを知ることができます。
そのことこそがセルフヘルプグループの持つ重要な働きであるのです。
セルヘルプグループには「癒しと自己変革」の機能があると言われています。
各々の方の抱えている問題、解決しようのない悩みについて、まずは自分の言葉で話し共感できる人に聞いてもらう。
人は人から理解され受け入れてもらってこそ、不安や孤独から解放されて、さらには生きる意欲や希望をもつことができます。
自分一人の悩みではなかったと知ったとき、閉じこもっていた考え方から少しずつ自分を開き、固い殻から新しい自分を発見して脱していくことができます。
自分の専門家は自分であると気づき、自分に見合った方法を見つけること。
そのためには互いに尊重して見守りあう仲間が必要で、それがセルフヘルプグループに参加した仲間なのです。
どうぞ何回もご利用くださいね。

今回は読売新聞社の方が取材に来られました。
カサンドラ症候群についての記事が掲載されるそうです。
どのような内容であるのか、とても楽しみにしています。
社会で広く知られるようになって、身近な人にも相談できるようになってほしいものです。

先日スペクトラム出版社から、カサンドラ症候群の専門家で有名なマクシーン・アストン氏の新刊の案内が届きました。
それを紹介いたします。
この関連の本が次々と出版されているのは、社会の関心が高いということですね。

✳✳✳✳

『アスペルガーのパートナーと暮らすあなたへ』
副題:親密な関係を保ちながら生きていくためのガイドブック
マクシーン・アストン著 黒川由美訳
出版社: スペクトラム出版社 2016年2月12日刊行
本文144頁 定価1300円(税別)

主な内容(もくじより)
第1部
1 アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)に関するいくつかの事実
2 ASは男性に顕著なのか
3 疑いはあるが、まだASと診断されていないとき
4 強迫観念的な行動か、特別な興味か
5 現在と過去の社交生活、友人
6 コミュニケーションの問題
7 診断を求める
8 診断されたらどうするか
9 最初のときめき
10 専門家の支援を得る
第2部
11 ASと生きる
12 コミュニケーションを改善する
13 メッセージを相手にわかるように伝える
14 怒り
15 性生活
16 親になること
17 経済的側面
18 特別な興味
19 AS者のルーティン
20 人づきあいの問題と解決策
21 共感と相互利益
22 すべてをASのせいにしない
23 共に暮らし続ける

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1月13日の会

1月13日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2016年1月13日(水曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください

お知らせ
1月8日現在、参加ご希望人数が10人を超えましたので、1/13の会申し込み受付を終了します。
次会以降のお申込みでお願い致します。



1月13日の会を終えて

新しい年になりました。
2016年が良い一年でありますように、飛躍の一年となりますように、転機の一年となりますように願ってやみません。
お正月…いかがお過ごしだったでしょうか?
やたら「家族」や「夫婦」という言葉を耳にして居心地の悪さを感じているのは、私一人だけではないと思います。
夫と心の底から新年を祝い晴れがましい気持ちになり喜びを分かち合える関係ではないことが、少しだけ寂しさを募らせてしまうのです。
でもそれもこうして新年から2週間もたてば、日常が戻り平常心で暮らせています。

新年早々の会は10名の参加者で始まりました。
そのうち初めての方は4名でした。
10時から12時まで本会で、その後はランチしながらの懇親会で15時まで。
延々とおしゃべりしました。
人の話を聞いたり、また自分でも話しながら、気づいたことがあります。
長年にわたり身に付いた習慣や考えは、おかしいと頭では思っていても、すぐには変えにくい、実行しにくいことです。
今年、思い切ってやめたことがあります。
夫のきょうだい宛ての年賀状です。

私は年賀状にはこだわりがあって、すべてを手作りのものにしています。
それを楽しみにしてくれているごく少数の友人がいたりするので、時間と手間がとてもかかるのですが、年中行事のように自分の課題としています。
夫は結婚したときから、年賀状を一枚も書かない人でした。
友人が少ないせいなのか、字が下手だからなのか、そもそも関心がないのか、よく分からなかったけれど、とりあえず夫の親ときょうだいと親戚には、私のオリジナルの年賀状に夫婦の連名で私が書いていました。
夫から出してくれと頼まれたこともなく、ましてや感謝の言葉もなく、それでも私は夫の親せきに年賀状を書くのは当然だと思っていました。

夫のきょうだいと大きなトラブルがあって、全く会わない関係になっていても年賀状だけは出し続けていたのです。
でも今年、思い切ってやめることにしました。
新年の挨拶が必要だったら、自分のきょうだいなのだから夫がすればよいのです。
私が夫に代わってする必要などなかったのに。
夫だって私に一度も頼んだ覚えなどないと思っていることでしょう。
どうして先回り先回りして面倒だと思っていることを私はしていたのだろうか…
もっと夫のようにシンプルであれば良かったのに…

この年齢になってようやくスッキリさせた出来事でした。
大切なものだけを残し、煩わしいことを少しずつ整理していける一年にしようと思っています。
今年もよろしくお願いいたします。

みいこ

12月17日の会

12月17日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2015年12月17日(木曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 701

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください


12月17日の会を終えて

初めての方3名を迎え6名でお話しました。
今回は30代40代の若い方々ばかりの参加でした。
30代40代、心身ともに人生で最も充実し輝く年代です。
その輝くべきときに、夫と心が通じ合えない苦しみを抱え絶望的な思いに打ちひしがれて、このようなあじさい会を訪ねてこられるお気持ち、いかほどのものでしょうか。
何とか夫と上手くやっていきたい。何か方法はないものか。
夫と仲良くしていきたい。夫に愛されたい。振り向いてほしい。等々
どの方も切実な気持ちで参加してくださっていることが分かります。
だからとても苦しいのです。
私にはその気持ちが手に取るようによく分かります。
自分も歩んできた道だからです。

でもその年代で、アスペルガーという言葉に出会ったことは、とても幸運ではありませんか?
とても辛いけれど、これからの人生を少し軌道修正することができます。
自分の感情をうやむやにすることなく、今後の生き方を決めることができます。
無駄な試みをせずにすみます。
夫の言動に右往左往したり、振り回されたり、自分を責めたり、罪悪感を抱いたりしなくて済みます。
また不要な夫への怒りもコントロールされることでしょう。

私自身の30代40代は、夫と気持ちが全く通じ合えないということを誰にも話せず、自分さえもごまかして、深く考えようとしませんでした。
日記にさえも夫のことは書けなかったのです。
そのことに真正面から向き合い自分の感情に正直になるということは、夫婦のあるいは家族の崩壊につながるパンドラの箱のようなものでした。
けれども50代になって夫婦二人になったときに、重く重くのしかかかり心身に異常をきたすようになって、ようやく自分の感情と向き合えました。
その時、過ぎた日の偽りの自分をとても後悔し情けなさでいっぱいでした。
自己嫌悪というのか、そのことが私を苦しめました。
それから悪戦苦闘し何年も経て、今は自分を許し、夫の事情も理解し、与えられた環境の中で穏やかな日々を送るように心がけています。

30代40代であじさい会を訪ねられる方、それは大きな一歩です。
私のようにその時代をごまかしてしまった者からは、勇気ある人たちだと思うのです。
自分が納得する悔いのない人生を送れるように、お互い頑張りましょうね。






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