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4月27日の会

4月27日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2016年4月27日(水曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 701

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。


<お知らせ>
 参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申込みを終了致します。



4月27日の会を終えて

予定では13名だったのですが、当日のキャンセル等があり8名で開催できました。
初参加の方は4名でした。
遠方から訪ねてくださる方もいて、主催者として円滑に会をすすめる責任を改めて感じています。
何度も開催しているとセルフヘルプグループのルールが当たり前のように自分では思ってしまうのですが、初めての人にとっては何に注意したらよいのか分かり辛いことでしょう。
そのことの共通認識を主催者として常に確認する必要があると反省しています。
どの方にとっても充実した2時間となるように今後も気を配っていきたいと改めて思いました。

熊本で未曾有の地震があり、現在も大変な状況です。
あの未明の本震と言われている1時25分の地震のとき、私は愛媛県にいました。
ホテルの5階でゆっさゆっさと不気味に長く揺れて、そして何度か朝まで繰り返し起こり怖くて熟睡することができませんでした。
震度は3か4くらいだったそうです。
翌日エレベーターで見知らぬ泊り客と「昨夜の地震は怖かったですね」と話しました。
バス停で待っている時も、見知らぬ何人かの人達と昨夜の地震の揺れの怖さ、熊本での大きな被害のこと、川内原子力発電所の心配などを話題にしゃべりました。
電車の待合室でも隣に座っていた年配の女性と、夜中の地震がいかに怖かったか、地震に備えて何を用意するか、果ては人生についてまで、ひとしきり話をしました。
私を含めどの人も地震の恐ろしさについて誰かとしゃべらずにはいられない気持ちだったのです。

家に帰ってきてもニュースは地震のことばかりでした。
ですが夫とは地震の話は一度もしていません。
今までだって社会で起こる出来事について感想を言い合ったことなど一度たりともないので当たり前のことなのですが、やはり私は一緒に暮らす人と普通の会話をさりげなくしてみたい。
それがずっとできなかったから、次第に私も心を閉ざさざるを得なかったのです。

他の人と話せばよいのです。
家ではしゃべらず、外で見知らぬ人と気持ちを共有できるならそれでいいじゃないかと思うけど、やはり不自然で慣れることはありません。


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4月4日の会

4月4日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2016年4月4日(月曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。

<お知らせ>
 参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申込みを終了致します。



4月4日の会を終えて

初めての方7名と合わせて10名でお話をすることができました。
最近は、初参加の人数の方が多くなっています。
初めて会って互いの名前も明かさない関係なのに、経験してきたことが似通っていて、悩んでいることが忽ちに分かり合える、ずっと前から親しい友人であるかのように錯覚してしまう不思議な体験を毎回しています。

大阪はちょうど桜の満開時だったので、あじさい会のあとランチをして都合のつく人だけでお花見に出かけました。
環状線の「桜ノ宮」で下車して、大川沿いに毛馬桜宮公園を歩きました。
うす曇りの中、満開の桜並木のトンネルの下を歩きつつ対岸の桜も鑑賞して、大勢の花見客に交じってそぞろ歩きができました。公園の木々の新芽も美しく、また藤田庭園では桃の花も見ることができて春の散策を満喫することができました。

私は夫とは外出しません。もちろんお花見も一緒に行きません。
楽しくないからです。どうしてなのだろう…
同じ気持ちで楽しむことができないのです。
感じ方が違いすぎるので会話が弾まないし、春の喜びを共有することができません。
だからほとんどいつも一人で行動しています。
でもやっぱり、誰かと一緒に桜を見て「綺麗ね、気持ちがいいね」とお喋りする方が喜びが2倍3倍となり断然楽しいです。
あじさい会は自助グループであって気持ちを吐き出すだけの会ではありますが、「あじさいクラブ活動」として互いに分かり合える仲間とどこかへ出かけてみるのもイイなと感じた一日でした。




3月22日の会

3月22日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2016年3月22日(火曜日)
10時〜12時

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 701

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。

<お知らせ>
 参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申込みを終了致します。



3月22日の会を終えて

初参加の7名を迎え12名。全員のお話を聞くには少し多かったかもしれませんね。
自助会が新聞記事なったことは、ネットでは伝わらない人をも結び付けてくれます。
そのことによって幅広い世代の方が参加してくださり、参考になるお話をいろいろとお聞きすることができました。

夫へ優しさやいたわりの感情で接すると、その大きさ分の虚しさがはね返ってきます。
それが嫌なので、夫と接するときは感情を無にするようにしています。
「人」として、そんな態度はどうなの?と自分の意に反します。
だから敢えてそのようにすることは、とても難しいのです。

支援者だったら、どうでしょうか?
支援は、その人が心地よく、またストレスを感じずに成長していけるように助け支えることが目的です。
支援者の立場だったら、その人からの優しさや癒しを期待したり求めたりしません。
その目的達成のために色々な方法を試みることができるでしょう。

でも妻の立場だったら、どうでしょう?
私は夫が家で寛げるように、居心地よくするように、家庭を築いてきたつもりでした。
夫の一方的な話にも耳を傾け、彼に寄り添うように努力してきたつもりだった。
それは言い換えれば、夫を支援してきたような形であったのだと思うのです。
彼にとっては何十年も居心地よかったと思います。
反対に私は与えるばかりで不満が募っていったのです。
冷たい言葉を言い放たれたり、無視されたり、私が困っていても助けてもらえなかったり、夫の優しさや気持ちを感じることが一度もなかった。
期待しては砕け、の繰り返しを何度経験したことでしょうか。
虚しさばかりが残り、最後には体調まで崩していったときに初めてアスペルガー症候群を知りました。

夫には感情を持たずに接すること、それは難しいけれど、唯一自分を守る方法だと思うのです。
最近ようやく身につき始めたかもしれないと感じています。
というのも、夫にちょっとした用事を頼むことができました。
以前は夫に心が固く閉じてしまっていてお願いするのが嫌で、何でも自分でこなしていました。
けれでも先日、彼に庭木伐採の手伝いを頼むことができました。
構えることなく淡々とお願いできたことに、小さな喜びを感じています。

どの人にも同じように接してはいけないこと、人によって自分の気持ちを使い分け区別すること。
道徳に真っ向から反するようですが、そうしないと自分がつぶれてしまうのです。
自分に刷り込まれているものを少し修正することができ始めた気がします。

先月、私はインフルエンザにかかりました。
突然の高熱にたちまち身動きできなくなりました。
夫には、インフルエンザで高い熱が出ているので夕飯は作れない、と告げました。
彼は「はい」とだけ言って、自分の食事を買ってきてまかなっていました。
私は水だけを飲み、2日間を過ごしました。

彼は病気の人に何の言葉もかけません。
病気になったら医者が治療するしかない、薬を飲んで寝るだけ、なのです。
子供が小さいときに手術や入院といったことがありました。
その時でもお見舞いに行かなかった。
行ってもすることがない、医者がいるのだから、というのが理由でした。

インフルエンザで熱が高いのは当たり前、仕方ない、それだけです。
病状を尋ねるとか、しんどさを聞かされるのも彼にとっては意味のないことです。
何か欲しいものはないか、とも尋ねてくれません。
それは彼の特性でわかっているので、慣れています。
3日目になってようやく熱も少し治まってきたので、私も何か食べなければいけないと思い料理することにしました。
夫に「まだ熱は残っているけど、今日は冷蔵庫の余りもので夕飯を作りますから。」とメールしました。
彼は「わかりました。お大事に。」と返信してきました。

その時に私は漫才を聞いて笑うように、くったくなく声を立てて笑ってしまったのです。
いつまでも明るい気持ちで笑ってしまい、これを書いている今でも思い出し笑いするほどです。
なかなか思いつく言葉ではありません。
彼は常套句というものをふと思い出し、書いてみただけなのでしょう。
私は夫の言動を客観的になって笑えたことに、ひょっとしたら支援者の域に入っているのかも…と思える一件になりました。

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