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1月23日の会

1月23日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2017年1月23日 (月曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。

<お知らせ>
 参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申し込みを終了致します


1月23日の会を終えて

毎回定員を12名と決めていますが、今回は事前のキャンセルが相次ぎ、8名の参加でお話しました。
雪がチラつく底冷えのする寒い日でした。
こんな時は体調も崩しやすい。
また部屋にこもりがちになり、気分も晴れません。寒い冬を何とか元気で過ごしたいものです。

お正月は遠くに暮らす子供たちが帰省していました。
普段は夫と二人暮らしなので、家の中は話し声も笑い声もなくひっそりしています。
けれども子供たちがいると食卓の会話も弾み、お料理も作り甲斐があり、賑やかな毎日でした。
そういう時の夫を観察していると、子供たちと私で話が盛り上がっていても、けっしてその会話に加わることはありません。
私たちの会話には無関心です。
でも彼も愉しい雰囲気に浸りたいのか、私たちの会話を遮るようにして自分だけの話題をふったりします。
それまでと全く関係のない内容です。
そうすると今度は私が黙ってしまい、子供たちは気を使って夫の話に耳を傾けるという繰り返しでした。

私も少しは優しくなって、夫が話したい気持ちを大切にしてあげればよいのですが、それができません。
子供たちはそれぞれ10代のときから父親と離れて暮らしています。
父親と話すのはごくたまになのです。だからたまには一方的な話も聞いてあげることができるのだと思う。
私にはもうできない。一方的で通じ合えない会話を我慢し続けたから。
夫が満足するだけの受け答えをすることもできなくなっています。
私の気持ちを察してくれたり分かってくれたり寄り添ってくれた思い出がないから。
心を開いて感情をこめて話しても、虚しさが残るばかりの会話を何十年も繰り返してきたから。

それでも私は目標を持っています。
夫の話を「嫌だな」という気持ち抜きで聞き流せるようになりたいと思っているのです。
そうすれば、私も気持ちがずいぶん楽になれそうなのですが。

大晦日に夫や子供たちと一緒に紅白歌合戦を見ていた時、ニュースの時間になりました。
それは立体駐車場からワゴン車が転落し3名の方が亡くなったという映像でした。
クルマは逆さまに落ち屋根が押しつぶされていました。
あまりにも痛ましい事故に私が言葉を失っていたら、夫はその横で「ハハハ」と笑ったのです。
オモチャのようにひっくり返りペッチャンコになったワゴン車が可笑しくて、無邪気に笑っただけなのでしょう。
彼に悪気がないのは分かっているけれど、「やっぱりなぁ、これだなぁ…」と心の中で呟いてしまいました。
「嫌だな」という気持ち抜きで聞き流すことは、たいへん難しく道は険しいと実感しました。

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1月6日の会

1月6日の会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2017年1月6日 (金曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 701

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。

<お知らせ>
 参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申し込みを終了致します。


1月6日の会を終えて

明けましておめでとうございます。
2017年、新しい年が始まりました。
今年はどんな年になるのか、どんな年にしたいのか、1月の始まりはいつも新たな気持ちになります。

新年最初の会は、10名の参加で始まりました。
少し緊張した面持ちの自己紹介から会の終わり頃には、皆さんの顔が和らいでくるのを感じます。
その後、時間のある人だけで近くでランチをしています。
初参加の方から「こんなに自分のことを話せて皆さんとずっと前から知り合いだったような、友達だったような気がするのが不思議」との感想を聞きました。

長い年月ため込んでいた重い気持ち、誰かに話したとしても理解してもらえないもどかしさ、自分を責める気持ち、など自分の中で整理できなくなっていることを吐き出し、自分を仕切りなおす場として自助会を利用していいただければ幸いです。
ただ自助会にはその先がありません。こうすれば上手くいく、と示すことができないのです。
回復のステップは、自分で模索し歩んでいくしかありません。
今の状況をすぐにでも何とかしたい人にとっては、それは少し心もとないかもしれませんね。
そのことを理解していただき、自分の考え方が少し変われるきっかけとなるようなゆるやかな自助会を目指して今年も頑張りたいと思っています。
どうぞ2017年もよろしくお願い致します。

12月13日の会

12月13日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2016年12月13日 (火曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。

<お知らせ>
 参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申し込みを終了致します。


12月13日の会を終えて

今年最後の会も無事終わりました。
事前の申し込みの半分の参加人数になってしまいましたが、和やかに一年の終わりの会を締めくくることができました。
テレビ放映を見ての参加が4名で、私を含め6名でお話しました。
今回は珍しく結婚生活30年以上の人が5名と、40代の子育て世代が1名でした。
どの方も結婚当初から何かおかしいと感じながらも30年40年という長い年月が経ってしまい、何から話してよいのか分からない、ずっと誰にも分かってもらえなかったという共通の気持ちを吐き出すことができました。

結婚当初からということで、私も何か変だなと感じたことがいろいろありました。
ですが、それは私に直接に影響を与えるものではなく些細なことであったりしたので、見過ごしていたように思います。

結婚して間もない頃、夫と二人で私の実家に遊びに行ったときのことです。
実家の両親はいつも歓迎してくれてご馳走でもてなしてくれるのが常でした。
夫もことさら陽気そうな感じで明るくしゃべって、それに応えるようにしていました。
皆が寛いでいるときに何を思ったのか、彼は台所の冷蔵庫を勝手に開け
「わー、奥の方にお菓子がある、食べていい?」と言いました。
それは母が友人からもらった手作りケーキの残りの一切れだったようです。
私はものすごく恥ずかしい気持ちになりました。
母もムッとした感じで
「人の家の冷蔵庫を勝手に開けんといてよ。」と苦笑いしながらも言いました。
そのとき夫は
「いいですやん。もう家族なんやから。」と言いました。
彼は親しみを込めて言ったつもりなのかもしれないけど、それほど親しいわけではないのです。
私の家族に対して親切だったり思いやりを持ってくれることなど、結局一度もなかったのに、家族=自分の家と同じと考えたのでしょうか。

実家の両親は、いつだって私の夫のことを歓待し良くしてくれました。
ですが、実父が癌で急死したときも、私や私の家族に寄り添ってくれることなどなかった。
夫は妻の家でどのように振る舞うのか分からなかったのかもしれません。
それでお茶目な夫を演じていたのだと思うのです。
だからちぐはぐさが妙な印象を残してしまっていたのです。

夫も場になじむようにはどのように演じたらよいのか、場面場面でしんどかったと思います。
けれども微妙に狂う場にそぐわない不自然な言動が、人を不愉快にさせたり不信感を抱かせたりしてしまいます。
夫なりに社会に適応するために自然と学習していった人との接し方は、ある程度までは役に立つかもしれません。
だけど家族やパートナーには、それは役には立たない。
自分の傾向を知り自覚することは、人との関係でとても大切なことだと思います。
けれでも挫折の無い順風満帆な人生を送ってきたと自負している60歳半ばの夫には、自分の特性についての自覚は必要ないのでしょう。
そこが大いに問題であり私の悩みなのです。


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