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4月26日の会

4月26日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2017年4月26日 (水曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。

<お知らせ>
 参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申し込みを終了致します。



4月26日の会を終えて

今回は初めての方4名をお迎えし7名で集まることができました。
定員は12名と決めていて全員出席のときもありますが、キャンセルが相次いで今回のように少人数になるときもあります。
同じ世代の若い方ばかりであったせいか(私を除いて)、和やかで笑いに満ちた会でした。
「笑う」というのもおかしな感じですが、夫とのエピソードが驚くほど似ているので、実際には驚き、とまどい、怒りを感じるという出来事も「ウチも同じ」という安心感というか、参加者の一体感が笑いに変えてしまうのです。

夫婦だけのときは気づかなかったけれど、妊娠出産という場面で夫の言動に違和感をもったということが、よく話題にされます。
妻を気遣ってくれる様子も言葉もなくて辛い思いをしたというものです。

私も誰にも言えず、ずっと心に引っかかっていることがありました。
それはお産のときのことです。
強い陣痛がきて夫は病院まで送ってくれましたが、すぐに帰りました。
翌日にまた様子を見に来ました。
そのときにはかなりキツイ陣痛で、話もできないような状態でした。
彼は大きな大福餠を4つ買ってきていて、それを私の枕元に置いたらすぐに帰って行きました。
そんなもの食べられる状態ではなく、それよりも傍にいて何か声をかけるなどして欲しかった。
何か欲しいものはないかと尋ねて欲しかった。
大福餠だけを置いて、話もせずにそそくさと帰って行ったこと。
何か妙な違和感があったのです。
彼としては私によかれと思っての大福餠だったのでしょう。
精一杯の優しさだったのかもしれません。
それを素直に受け取れない自分はなんて心が狭いのだ、とずっと思っていました。
でも、その時のお産で覚えているのは、枕元にお供えのようにあった大福餠と夫が廊下を足早に去る姿だけなのです。
どんなお産だったのか何もかも頭に残らず、すっかり忘れてしまっているのに…

あじさい会で皆さんの話を聞いていて、やっぱりあの時、直観的に不自然さを感じ取ったのだと思いました。
出産という大事な場面であるのに心が通じ合っていないことを瞬時に感じ取ったのだと思うのです。
そしてこのことが何十年も経って、私の中でようやく整理されたようで少しスッキリしました。
また一つ、遠い昔の違和感を片付けることができました。

先週の4月20日付の朝日新聞生活面に「夫は発達障害 知って救われた 妻の苦しみに気づいて」というタイトルの記事が掲載されました。
あじさい会も取材を受けて、自助会の紹介もされました。
ブログへのアクセス数が当日に700を超え翌日には800を超えました。
一般の人の理解が広がることを願っています。

記事の中で「夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本」の著者の滝口のぞみさんは、専門家に話して一緒に考えていくように勧める、とありました。
その専門家ってどこにいるのか教えて欲しい。
カサンドラを正しく理解し研究している専門家という人を教えて欲しい。
私は知りません。







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4月10日の会

4月10日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻

<日時>
2017年4月10日 (月曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。

<お知らせ>
 参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申し込みを終了致します。



4月10日の会を終えて

そこかしこで満開の桜を見上げることのできた春の一日。
あじさい会への行きも帰りもカメラを向けずにはいられない気持ちにさせてくれる桜日和でした。

今回は12名参加のうち初めての方が9名。私も少し緊張しました。
子供さんを育てておられる同世代の方が多かったので、会のあとのランチでは親しく盛り上がってお話が弾んでいるようでした。
子供さんを育てている世代と夫婦だけの生活になった世代とでは、抱えている問題が少し違ってきます。

私を含め何十年も夫と暮らしてきた人は、気づかなかった、気づこうとしなかった自分を責め、人生の大半を報われることのない努力をしてしまったと嘆き悲しい思いをしています。
若い子育て世代は、今は困難を抱えつつも振り返ることもできないほど忙しいけれど、これから先に夫婦だけになった生活を想像できない不安に駆られています。
こうしていけば上手くいったよ、と私たち年配世代が伝えることができないのがもどかしいです。
どんなに努力しても、私たちが普通に思い描いている夫婦像や家族像には絶対になれないことだけは確かです。
とっても辛いことですが。

それでも悲観することはありません。
絶対に何らかの自分に適した方法を見つけることができます。
少しずつ自分に力をつけて、自分の状況を客観的に見つめなおし、どう動けば自分がラクになるのか、自分を縛っているものは何なのか、いろいろと考え直すきっかけの一つとして自助会をご利用くださいね。


あじさい会の後に文楽を見に行きました。
近松門左衛門の「曾根崎心中」。
情感あふれるお初と徳兵衛の姿にうっとりし、想い想われる固く結ばれた心のやり取りに、心中しても幸せだろうなと羨ましく感じる自分に少し驚きました…
優しさや愛に飢えているのかしらと少々反省…


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