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11月7日の会

11月7日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
(女性だけの会です。お子様連れはお断りしています)

<日時>
2018年 11月7日 (水曜日)
9時45分〜12時 (9時35分開場)
始めにルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
アドレス記入される場合は、「非公開コメント」にチェックして下さい。

<お知らせ>
参加希望者数が定員に達しましたので、申し込みを終了致します。


11月7日の会を終えて

主宰者の都合で10月は1回だけの開催となったため、11月の会は早々に満席になりました。
初めての方5名をふくめ12名の方が集いました。
満席になってもキャンセル待ちは受け付けていますので、問い合わせてみてくださいね。

自分の気持ちを話すには限られた短い時間ですが、他の方が話す事がらに自分も同じだったと感じることが多いので、混とんとした悩みを整理することができます。
そのうちの一つで
「夫は私の話を聞いてくれない。意見や感想を話しても知らん顔している。それなのに夫が他の人と話しているときに、私が言った言葉をあたかも夫自身が感じたように話している。」というお話がありました。
私も何度もこの奇妙なことに苦しめられました。
彼は感想を言うのが苦手です。「どう思った?」と聞いても「どうって?」と反対に質問されるのが常だった。全てにおいて。

滅多にないことで1回限りのことでしたが、夫の会社の人の家での懇親会に夫婦でよばれたことがありました。
若いご夫婦の人たち小人数で、夫は上司という立場でした。
私は少し変わったものを作って行こうと考え、「きんつば」にしました。
その「きんつば」は大納言をほどよく茹でた後、濃いドロドロの甘くした寒天液と混ぜ合わせて冷やし固めます。
ゆっくりと固くなるまで一晩を要します。そのあと「きんつば」の大きさに切り分け、溶いた小麦粉で注意深く表面を乾かすように焼く、というものでした。

思いのほか上手な出来栄えに有頂天になりました。
大きな立派な大納言がキラキラする寒天に支えられ包まれている様にも満足し、「これぞ本当のきんつばだわ〜」とほれぼれし嬉しかった。
夫にも、どうやって作ったのか話さずにはいられまでした。
でも夫は全く関心なく、私が勝手に喋っているのを半分聞き流すという素ぶりでした。
夫はいつでもそうですが、相づちを打つことができません。「へぇ~、なるほどなぁ」とか「上手くいったね」「そうなんだ」という言葉が出てこないのです。
その時もそうだったけど、私は嬉しかったので話しかけた。

そして懇親会に行きました。
「きんつば」の詰まった箱を開けると、若い人たちはみんな「お店のきんつばみたい!」と喜んでくれました。「どうやって作るの?」と興味津々で聞いてくれました。
私が作り方を説明しようとすると、夫がやおら立ち上がって
「はい、皆さん!今からきんつばの作り方を説明いたします。」
と大きな声で皆を制するように話し始めるのです。
私が説明しようとすると、夫は私に言わせないかのように大きな声で
「これはですね、まず大納言を茹でるところから始めます。」
と私が出かける前に夫に話した内容を、あたかも自分も一緒に手伝って作ったように、何もかも知っているように、あるいは自分が作ったように、最後まで話し続けました。

私だけが、すごく違和感あった。感じ悪かった。
夫は皆さんから自分に向かって「きんつば」に関する感想を言ってもらえて満足しているようでした。
もちろんのこと帰宅してから私たちで「きんつば」の話など一切ないし、私の労力をねぎらう言葉などあろうはずもなく…
私は今でもその懇親会で夫が「きんつば」の前で立ち上がって演説するかのように得意そうに堂々と話していた姿を思い出します。

ずっと違和感があって嫌な思い出で、どうしてあんな態度をとったのだろうと思っていました。
でも今はわかる。
彼にとって必要なのは情報だけです。私が皆さんに喜んでもらえれば嬉しいという気持ちや、そのために準備する労力などは、価値のないもの取るに足りないもの無いに等しいものに映るのでしょう。
彼にそのことを責めることはできない。
夫はそうやって無意識に自分をカバーして社会生活に溶け込もうとしてきたのでしょう。
人との接点を取りにくいから、知らず知らずのうちに、使えそうと感じたら利用してきたのです。
行為の奥には感情があるということを読み辛いけれど、表面的には何となくやっていけるように彼なりに無意識に会得していったのではないのかな、と思うのです
理解はできるけれど、不愉快な思いはしたくない。私は自分自身を優先して大切にしたい。
長年にわたって、さんざんの違和感を持ち続けてきたから。



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10月9日の会

10月9日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
(女性だけの会です。お子様連れはお断りしています)

<日時>
2018年 10月9日 (火曜日)
9時45分〜12時 (9時35分開場)
始めにルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
アドレス記入される場合は、「非公開コメント」にチェックして下さい。

<お知らせ>
参加希望者数が定員に達しましたので、申し込みを終了致します。



10月9日の会を終えて

また金木犀の香る季節がめぐってきました。
どこで咲いているのか数日間だけ漂わせてくれる甘い香りを急いで楽しまなくてはなりません…
10月は主宰者の都合で1回だけの開催となりました。
初めて参加の5名をお迎えし14名でお話できました。

夫と話し合いが進まない、いつも話がズレる、相談ができない、家庭内のことを夫婦で決めることができない、黙り込んでしまい意見を言ってくれない、夫の失敗の尻ぬぐいに振り回される、動いてくれない、家事育児を手伝ってくれない、しんどい時でも助けてくれない、夫の実家とうまくいかない、姑とのトラブルにもノータッチ、夫と一緒にいると一人でいるよりも寂しく辛い、人に話しても分かってもらえない、何がどうおかしいのか説明し辛い、などなど。
毎回参加者の顔ぶれは違っていても、話される内容は似通っています。

先日テレビを見ていたら、子供の問題行動に悩んでいる母親が出ていて、それについて教育学者が
「夫婦で子供の問題についてよく話し合い、そのことを夫婦で共有すること」とアドバイスしていました。
それができないのですよ!と私は思わず言いそうになりました。
ぎくしゃくした夫婦の問題についても、識者がわけしり顔で
「夫婦の時間を持つこと。夫婦で一緒の趣味を見つけたり、旅行や二人だけの食事を楽しんだりする」などとアドバイスをするのを目にします。
そんなことができるなら、教えてもらわなくても始めからしていますよ!と言いたくなります。

それならカサンドラ症候群になっている妻はどうしたらよいのか…
まずは自分の夫の特性を詳しく観察し知る必要があります。
次に自分の内面について、何にこだわっているのかを掘り下げて考えてみることが大切です。
夫を変えることはできないから、自分の何が変われば辛さが軽減できるのか考えるのです。
そのために自助会はあります。
同じ悩みの人の共感を得ながら、自分が頑なに守ろうとしているものの殻を少しだけ崩してみると、見えてくる景色が広がります。
心をほぐして社会の規範や常識から離れてみると、新しい価値観に出会うことができます。
そしてそれは一人一人みな違うのです。
自分で模索して探していかなくてはなりません。
長い道のりになるかもしれないけど、あじさい仲間はいつもいます。
互いに支え合いながら、自分にとっての最良の方法を見つけられるように、いつでもあじさい会を利用してくださいね。




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