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6月24日の会

6月24日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
(女性だけの会です。お子様連れはお断りしています)

<日時>
2019年 6月24日 (月曜日)
9時45分〜12時 (9時35分開場)
始めにルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
アドレス記入される場合は、「非公開コメント」にチェックして下さい。

<お知らせ>
参加希望者数が定員に達しましたので、申し込みを終了致します。
ご希望あれば、キャンセル待ちをお受けします。
その際はメールアドレスをお知らせ願います。


6月24日の会を終えて

晴れ間の続く爽やかな6月だなと思っていたら、まだ梅雨入りをしていなかったのですね。
少しずつ、しかし確実に地球環境が変化していっていると感じてなりません。
先週近くのアジサイ園を訪ねた時も、カラカラしていて花がしおれていました。
紫陽花は雨に濡れてこそ、花も葉っぱも生き生きとした美しさを見せてくれると実感しました。

今回も早々に満席となった会は、初めて訪ねてくださった方3名を迎え13名で話をすることができました。
40代50代(年齢を聞いてはいませんが)の世代が多かったので、子供を育てながら悶々と苦闘している悩みが共通していたように感じました。
そして子供が巣立ったあとの世代の話でも、やはり問題は解決しないことを知ります。

夫の感じ方を変えることはできない。
その事実を受けとめて振り回されないようにすること。
自分が壊されないように物理的心理的な距離を保つこと。
その方法は自分で探ること。
それしかないと今日も感じました。

先週は夫の甥の結婚式がありました。
これまで何度も夫の親戚のこうした式には参加していましたが、苦痛そのものだったので、私は自分の気持ちに正直になろうと欠席することにしました。
結婚式から帰ってきた夫は、今日の出来事を話したくてうずうずしているようでした。
引き出物のお菓子をテーブルに置いて
「結婚式の写真を見る?」と、もう写真をクリックしながら言うのです。
私は少し迷ったけど、思い切って
「いいわ、要らん」と短く答えました。
普通なら「写真見せて、見せて。○○ちゃん、どうだった?お嫁さんはどんな人?お姉さんの様子はどうだった?きょうだいの人達皆さんお元気だった?」と聞くことでしょう。
普通だったら…

夫はどうして、ほとんど会ったこともない甥の結婚式の話題を話したがったのか、そのあとで私は考えました。
今までも夫の親戚の結婚式に夫婦で参加してきたけれど、全く会話もなく帰って来てからも、そのことについての話題も一切なかった。
「よいお式だったね」とか「お姉さん、感極まって泣いておられたね」とか「良い人と知り合えて幸せいっぱいの笑顔だったね」とか話すことはいろいろあるだろうけど、夫はこういう話は一切しません。

極めつけだと思ったのは、実の娘の結婚式に関しても、何の感想もなかったことです。
新婦の父親としてその場にいただけ。
娘に声をかけることも、娘の思い出を私と語り合うことも、結婚式の後でその感動を語すことも、一切なかった。
その後の娘の新婚の暮らしにも何の関心もないのか、娘にも私にも尋ねることもしません。
どのような家に暮らし、どのような収入があるのかさえ知ろうともしません。

それは無理からぬことです。
私は夫の特性を十分に理解しています。
仕方ないのです。それを彼に責めることはできません。

それなのに、どうして付き合いのない甥の結婚式の写真を見せて、得々とした話を私が聞かなくてはならないのですか?
それは、私が参加しなかったので細かく報告したかった、だけです。
自分が臨席した非日常のハレの場を話したかっただけ。
私が参加していれば、同じことを経験するから報告する必要はない。
夫にとって会話とは、情報を伝えること、なのです。
その話には、心の動きや自分が感じたことや考えた事がない、のです。

得意そうな顔で話すであろう夫の結婚式報告を拒否して良かった、と思いました。
そうしないと思い出されるのです。
娘の結婚式にも、その後の生活にも全く無関心であることを。
でも時々は考えます。
本当はそういうものも乗り越え、夫の特性を深く理解して受け容れることができれば、自分に満足できるであろうことを。
「いいわ、要らん」と言いつつも、何て意地悪で冷たいのだろうと罪悪感を抱くからです。

妻の話は聞けないけれど自分の話は聞いてほしい、という夫を大きく包み込める懐の大きな人間になれればいいのですけど…
私にはまだ難しい…






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6月5日の会

6月5日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
(女性だけの会です。お子様連れはお断りしています)

<日時>
2019年 6月5日 (水曜日)
9時45分〜12時 (9時35分開場)
始めにルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
アドレス記入される場合は、「非公開コメント」にチェックして下さい。

<お知らせ>
参加希望者数が定員に達しましたので、申し込みを終了致します。
ご希望あれば、キャンセル待ちをお受けします。
その際はメールアドレスをお知らせ願います。


6月5日の会を終えて

梅雨入り間近の蒸し暑い日でした。
30℃を超える日があったり、ひんやりと肌寒い日があったり、気圧の変化もあり体調を崩しやすい季節です。
暑さにもまだ慣れていないので、熱中症に注意しなくてはなりません。
今回は初めての方6名をお迎えして12名でお話できました。
どの方もにこやかにお部屋を訪ねてくださるのですが、とても緊張されているのが伝わってきます。
お席について会が始まるまでの時間は緊張しますよね。
あじさい会の存在は知ってはいても、申し込んで会場に足を運ぶまでは時間がかかったという話を聞きます。

当事者として立ち上げたあじさい会も設立から5年の月日が経ちました。
その間さまざまなトラブルもありましたが、その場に応じて対処していくことができるようになりました。
何より大切にしているのは、基本的な自助会ルールの徹底です。
そのことだけをぶれずに守っていれば、あとは参加者の方々が築いてくださいます。
知らない会に初めて参加するのは、勇気の要ることです。
けれども「自助会ルールに守られて安心安全な場である」ので、どうかカサンドラ症候群に悩んでいる人は訪ねて欲しいものです。
一人で悩んでいても堂々めぐりで解決しないことばかりです。
自分を責める、相手を責める、では問題は解決しないし前に進めません。
同じ悩みを抱えている人の話が、自分を助けてくれます。
客観的になって自分の気持ちに気付く事ができるのです。

立て続けに重苦しい事件が起こりました。
川崎殺傷事件と練馬区の元事務次官の事件です。
ニュースでも連日報道されていますが、私も重く苦しくやりきれない気持ちでいっぱいです。
家庭内だけで抱えていた問題は、個人の問題ではなく社会全体の問題です。
公的機関に相談する、心療内科精神科などに相談する、そして自助会を探してみる、周りの人に相談する、などなど。
最も良いのは、公的機関と専門医が親身に相談に乗り、解決策を共に探ってくれることでしょう。
私たち周りの人間は、常に関心をもち問題の根源について深く考え自分のできることを考えてみる。
事件を受けて、引きこもりの人の自助会への相談が多くなっているという報道がありました。

あじさい会は当事者の私が運営している小さなものですが、ときどき「通院している心療内科の先生から紹介された」「カウンセリングの先生から自助会に行ったらどうですか、と勧められた」あるいは「発達支援センターであじさい会を紹介された」などと言って参加される方がいます。
けれども、そういった専門家からの私への問い合わせは、この5年間に一度もありません。
患者さんを紹介するからには、信頼できる自助会なのかどうか確かめてみる必要があるのではないかといつも疑問に思っています。
専門家といわれる方々には専門性を生かして、問題解決への道標を示してほしいものです。
大学で研究をしている方々にも、お願いしたい。
自助会には専門性はないのですから。



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