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3月28日

皆さま、お元気ですか?
ブログを更新しようと毎日思いながら、時間ばかりが流れていきます。
日々同じ暮らしをしているので、刺激がないせいかもしれません。
それよりも何よりも、人との弾むような楽しい会話がないから、気持ちが更新しにくいのかもしれません。
「笑う」ということも忘れかけています。
人と交流し会話を楽しむ中で笑うことができる、と痛感します。
でも私は元気にしています。
一人で行動できることを 貪欲に実践しています。
四季の移ろいや自然に目を向ける、料理を工夫してみる、自転車で遠出する、興味のあった土地を訪ねてひたすら歩く、読書、洋裁など、毎日の暮らしが忙しく廻っていきます。

今は桜が満開ですね。
少しでも満喫したくて桜並木を求めての散策を心がけています。
桜が散る頃には、また気持ち新たに頑張れるような気がするのです。

緊急事態宣言が解除されてから、じわじわと感染者数が増え続け、昨日(3/27)の大阪の感染者数は386人でした。
世界の状況をかんがみても、今後しばらくは日本からコロナウィルスが消えることはないでしょう。

あじさい会活動もいつ再開できるのか見通しが立ちません。
カサンドラ症候群に苦しんでいる方々への場を提供できずに、心苦しいです。
自助会は参加者が話すだけの場ですが、抱えていた悩みは自分一人のものではなかったと確認する場でもあります。
2014年から多くの参加者のお話を聞いてきましたが、どの方も根っこの部分は同じでも、困っていることは様々でした。
またそれぞれの方の自助会の利用の仕方も様々でした。
その中でお一人、大きく印象に残っている方がいます。

その人は月2回のあじさい会を欠かすことなく、半年間通ってくれました。
はじめの頃は、自分の困難な家庭の状況を上手にやり過ごして受け入れるしかない、というお話でした。
しかし回を重ねるごとに、結婚前の自分を振り返ってみたり、とても辛かった経験を言葉に出されるようになりました。
そのうちに身近な人や専門家などにも相談できるようになった、と話されました。
自分を堅く覆っていた殻を少しずつ剥がしていく作業を 2週間ごとの共感という自助会で実践されているのが分かりました。
そしてある日、「今日は最後の参加になります。」と言われました。
今後の自分の在り方を決心されたようでした。
自助会では、それぞれの参加者の話す内容に自分の姿が重なり、客観的に自分を捉えることができます。
彼女がどのような決心をし、どのような行動を起こされたのかは、私はそれ以来お会いしていないので知りません。
ただハッキリしているのは、選択肢は無いと思っている事がらでも、人の話を聞いたり自分の胸の内を言葉にしてみたりするうちに、時間はかかってもよりよい方向を探り得るのは可能だということです。

コロナ禍により、そのような場を提供できないことが残念でたまりませんが、自助会でなくても他の方法で自分を変えていくことはできます。
もし今、カサンドラに苦しんでいる方がおられましたら、たくさんの情報を集めて正しく理解し、自分と向き合い自尊感情を育んでほしいものです。
一人ひとり答えは違います。
私の場合は、家庭内別居と言う形で自分を保ち平和に暮らしていますが、参考にならない方も多いことでしょう。
ポイントは夫婦という単位を外して、夫を見つめるのではなく自分を見つめること、だと考えるのですが…

人は話すことで心が解放されるのに、それがままならない今、心が弱っている人には厳しいときだと思います。
どうか体調を崩さないように、心が軽くなるように身体を動かして、春のエネルギーをいただいて、焦ることなくゆっくりと進んでいきましょう。
(と自分に言い聞かせています)

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