fc2ブログ

5月27日の会

5月27日あじさい会

<参加条件>

夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる女性
(申し訳ありませんが、お子様連れはお断りしています)

<日時>

・2022年 5月27日(金曜日)
・10時~11時45分 (9時50分開場)

はじめに自助会ルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>

・大阪市青少年センター ココプラザ
(大阪市東淀川区東中島1-13-13)
・会議室 803

<会費>

・600円

参加ご希望の方は、「コメント」からご連絡ください。
「名前」はハンドルネーム
「メールアドレス」は必ずご記入ください。
「公開設定」は、スマホでは≪管理人への秘密コメント≫を、PCからは≪非公開コメント≫をクリックしてください。
こちらからの返信を受け取られて、ようやく参加決定となります。


会を終えて

蒸し暑くなってきました。
暑さに身体が慣れず、だるい日が続きますが、予定通りの6名の方が集い、主宰者含め7名で話をすることができました。
今回は若い方々と、20年以上の思い悩んだ日々を過ごしてきた方々との話が聞けて、たいへん参考になりました。
夫への接し方を変えるには、あらためて自分を見つめ直すこと、自分の気持ちを大切にすること、人には理解されなくても自分はけっして間違っていないこと、などを参加者同士がうなずき確認する場面もあり、私は少し感動しました。
周りからは「よい旦那さんで幸せね。」「うちでも困ったことは一緒だよ。ぜいたく言ってはいけないよ。」「いわゆる昭和な旦那さん、というだけだよ。」などと掛けられる言葉に自分を責めてしまい、いつの間にか心療内科通いが始まるなんて…
あまりにも悲しく辛すぎます。
よく分かっていない周りの人の曖昧で適当な言葉かけなど、無視するに限ります。

5月は、庭のレモンの木から採集したアゲハ幼虫飼育に明け暮れています。
昨年にふと思いついて4匹を育ててみたら、思いのほか楽しくて夢中になりました。
それで今年は飼育ケースを増やして、黒い幼虫を見かけるたびに採集して総勢22匹の大所帯のお世話をしました。
今ではほとんどが蛹になり、半数が羽化して飛び立っていきました。
黒い幼虫から青虫に脱皮してからの食欲がすごくて、日に何度もレモンの葉をやりました。
夜中にも食べるらしくて、私が寝る前にたっぷりの葉を与えても、朝にはすっかり軸だけになっています。
そんな食べっぷりを眺めるのも楽しいのです。
蛹化の神秘さ、羽化の感動も見逃さないように、家での移動先にもケースを持ち歩いて、観察に余念なく暮らしていました。

リビングで飼育ケースを眺めていたら、夫が入ってきて「芋虫や」と言いました。
私は「庭のレモンの木から採ってきたアゲハ幼虫だよ」と答えましたが、彼はそれっきり何の反応もなく部屋を去りました。
次に羽化したアゲハが羽を広げて乾かしているのを観察していた時に、また彼がリビングに来て「蝶や」とだけ言いました。
どうして単語しか言わないのだろう。
見ればわかるやろ、と思って私はもう何も話しませんでした。
彼は再び次の言葉もなく、部屋を去りました。

以前の私だったらきっと
「そうよ、見て見て。育てていた青虫がさっき羽化したんだよ。だいたい蛹になってから12日くらいで羽化していくのよ。羽化前は、蛹が透き通って羽の色が見えてくるから直ぐにわかるよ。羽化するときは、バリっと音がして頭をもたげてくるのよ。羽は縮こまっているけど、次第に大きく広がって2時間ほどでしっかりした羽になるのよ。」
と、自分が観察している感動を聞いてほしくて、話し続けたでしょう。

でももう今は何も話しません。
私の感動したこと、嬉しいことなど、夫は興味がないからです。
彼に必要なのは情報だけで、もし私がそのように話したら、あたかも自分がアゲハ幼虫を育てているかのように他の人に得意そうに話すことを長年の経験上知っているからです。
それがとても不快な気持ちにさせていました。

私が話している時は能面のように頷きも相槌もないのに、他の人にはそれをあたかも自分が経験し感動したかのように話す違和感を私は何度も味わいました。
彼は悪気があってそうしているのではないことを今では理解しています。
人と話をするのに、情報を得ること以外に何があるの?と彼は思っているのでしょう。
気持ちに共感する、相手の感情を受け取るということが抜けている会話などしたくない、と私がいくら訴えたとしても、それは届きません。
今は、なるべく関わらないように離れた位置に居るように心がけているのです。


自助会は、今までの自分を振り返り、見つめ直す場です。
自分が信じてきたこと、正しいと思ってきたことを、一度白紙にして築き直す場です。
そう容易くはありませんが、同じ経験をしてきた参加者の共感を得て成長することができます。
気軽に何度でも足を運んでみてくださいね。
もう自助会など必要ない、という日がくるまで。




スポンサーサイト



5月17日の会

5月17日あじさい会

<参加条件>

夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる女性
(申し訳ありませんが、お子様連れはお断りしています)

<日時>

・2022年 5月17日(火曜日)
・10時~11時45分 (9時50分開場)

はじめに自助会ルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>

・大阪市青少年センター ココプラザ
(大阪市東淀川区東中島1-13-13)
・会議室 803

<会費>

・600円

参加ご希望の方は、「コメント」からご連絡ください。
「名前」はハンドルネーム
「メールアドレス」は必ずご記入ください。
「公開設定」は、スマホでは≪管理人への秘密コメント≫を、PCからは≪非公開コメント≫をクリックしてください。
こちらからの返信を受け取られて、ようやく参加決定となります。

会を終えて

新しく参加された1名を迎え、主宰者含め5名でお話できました。
コロナによる2年間の休みがありましたが、以前に参加された方々が再び訪ねてくださるのは主宰者としてたいへん嬉しいことです。
夫がアスペルガーの傾向があると理解したとしても、それをどのようにかわしていくのか非常に難しい問題だと感じています。
他人は簡単に「離婚すればいい」「距離を保てばいい」「別居すればいい」等とアドバイスするかもしれませんが、家族に及ぼす影響、結婚後に築いてきた諸々のこと、経済的なことなどを考えたら、何をどうすればよいのか路頭に迷うばかりです。
状況は変わらない中で、できることは限られてきます。
ですが、諦めないで少しずつ自分の考え方を変えていくと、きっと方向性は見えてくると信じています。
またの参加をお待ちしています。



5月12日の会

5月12日あじさい会

<参加条件>

夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる女性
(申し訳ありませんが、お子様連れはお断りしています)

<日時>

・2022年 5月12日(木曜日)
・10時~11時45分 (9時50分開場)

はじめに自助会ルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>

・大阪市青少年センター ココプラザ
(大阪市東淀川区東中島1-13-13)
・会議室 803

<会費>

・600円

参加ご希望の方は、「コメント」からご連絡ください。
「名前」はハンドルネーム
「メールアドレス」は必ずご記入ください。
「公開設定」は、スマホでは≪管理人への秘密コメント≫を、PCからは≪非公開コメント≫をクリックしてください。
こちらからの返信を受け取られて、ようやく参加決定となります。



会を終えて

事前に5名の参加予約をいただいていましたが、キャンセルが相次ぎ2名の参加でした。
主宰者合わせて3名で、座談会のようにゆっくりとお話することができました。
2名だけの参加は今回が初めてです。
うまくいくかしら、と若干の心配もありましたが、とどこおりなく、しかもたっぷりと時間をかけて悩んだ日々を話せた内容になりました。
何から話してよいか分からないほど自分のなかで煮詰まっていたり、見て見ぬふりをしてやり過ごしてしまったたくさんの過去の出来事が、まるで池の底にたまったヘドロからぷつりぷつりと泡になって、何もかもないまぜになった状態で浮かんでくるような感じがします。

とくにお姑さんとのやり取りで理不尽なことが多々あった、という話が出た時に私も過去のことを思い出しました。
義母は5人の子供をうまく使い分けていました。
愚痴を聞いてもらうときはこの子、買い物や使い走りさせるときはこの子、必要なものを買ってもらうときはこの子、などというように。
夫は反抗期が一度もなく従順で命じられたことは何でもするタイプなので、義母にとってはたいへん都合のよい存在だったと思います。
どこそこの観光地に行きたいと言えば車を運転し、庭の草抜きを頼まれれば黙々とこなし、義母の頼みを断ることなどなく自慢の孝行息子でした。
だからなのか結婚したころは、優しくて従順な息子を取られたかのように私への風当たりがきつかったです。
嫌味をチクチク言われたり、行動にうつされたり、とても感じが悪かった。
一番ひどかったのは、
「うちの優秀な息子に、あんたは相応しくない」と私に言い放ったことでした。
そんなひどい決定的な発言に私は憤慨し、でも言い返せないまま、涙を流して夫に訴えました。
夫はフムフムと聞きながら、
「年寄りの発言だから、気にすることない」とニヤニヤ嬉しそうに答えました。
どうして嬉しそうにしていたのか、その時はよく分からなかった。
夫が姑を叱り抗議してくれると思い込んでいたからです。
嬉しそうににやけているなんて、変だなと悲しく思いました。
でも今ではよく分かります。
母親が自分のことを高く評価してくれていて、それがただ単に嬉しかっただけです。
私がどんな気持ちでいるか、もし自分が言われたらどう感じるか、ということまで思い及ぶことができなかったのですね。
いつも私の味方ではなかった…
こういうことが長年に亘っていくつも積み重なり、次第に自尊感情がなくなりカサンドラ症候群に陥っていくのです。

今では発達障害の特性について多くの知識を得て、60代にして強くなりました。
もし今、義母が生きていて、そんな発言をしたら
「それは、こっちのセリフや!」と強く言い返すことができます。
実際のところ、その通りなのだもの…

それぞれの方の特性は違っていて一概には言えませんが、冷静になって夫を観察し、発達障害についてのできる限りの知識を集め、けっして自分が振り回されないように傷つかないようにすることが得策です。
病気になっても精神的にクタクタに疲れても、夫は守ってくれたり励ましてくれたり、ねぎらいや思いやり気遣いをしてくれる存在ではありません。
とても残念で辛い事実ですが、そのことを肝に銘じ、自分で自分を愛して自分を生きるしかありません。







検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR