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4月27日の会

4月27日あじさい会 

<参加条件>

夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる女性
(申し訳ありませんが、お子様連れはお断りしています)

<日時>

・2023年 4月27日 (木曜日)
・9時30分~11時50分 (9時20分開場)
 注意:開始時間を早めました!

はじめに自助会ルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>

・大阪市青少年センター ココプラザ
(大阪市東淀川区東中島1-13-13)
・会議室 803

<会費>

600円

参加ご希望の方は、「コメント」からご連絡ください。
「名前」はハンドルネーム
「メールアドレス」は必ずご記入ください。
「公開設定」は、スマホでは≪管理人への秘密コメント≫を、PCからは≪非公開コメント≫をクリックしてください。
こちらからの返信を受け取られて、ようやく参加決定となります。

会を終えて

初夏のような日もあれば、セーターを着たいような気温の時もあり、体調管理に気を付けないといけませんね。
あじさい会のお部屋でも途中で肌寒くなり、少し暖房を入れました。
初参加の2名を迎え、6名が集いました。

参加者の方々が話される内容が、結婚してからの自分の憂鬱の正体は何だろうと悩み続けて、自分に原因があるのかと責めながらも、どうにもならない辛さをずっと抱えてきている、ことがいつも同じだなと感じています。
そして誰に話しても分かってもらえない。
「夫婦でよく話し合えていないからそうなるのよ」
「なんでも思うことは口にして伝えた方がいい、黙っているからダメなのよ」
「あなたも我儘なのじゃないの、あんな優しそうなご主人なのに…」
「社会人として立派なご主人。きっと彼はあなたのことをよく考えての言動よ」
などなど適当なことを言われて、また自信を失い落ち込む。
夫に優しくあろう、親切でいようと気を取り直して接する度に、何一つ得るものもなく、心が擦り切れてカサンドラ症候群の深みにはまっていき、いつのまにか心療内科に通院することになる。
多くの参加者の女性が同じ道をたどっているのを私は幾度となく見てきました。

どの人もお互いを支え合う優しさに満ちた夫婦関係でありたい、あたたかい家庭を築きたいと願っているのに、どんなに努力しても工夫しても得ることができない。
自分の気持ちを丁寧に説明しても、優しい気持ちで接しても、心は届かないのです。
だからもう無駄な努力は極力しない方がいい、と私は思っています。
振り回され、消耗して疲れるだけ。
向きを変えて、理想とする夫婦像を軌道修正するのです。
人のアドバイスなど全く当てにできません。
自分を信じられる力だけが必要です。
と言っても、心身ともに疲れ果てていたらそのようなエネルギーも湧いてきませんよね。
同じ状況にある人とつながり支え合うことで、少しは自分を強くできるかもしれません。

会の終わりの自由トークで、「自分の人生をこんな状況のままで終わらせたくない」と発言された方がいました。
その通りだと思います。
誰にも話せない暗い気持ちを抱え続けることは、とても辛いです。
カサンドラ症候群に陥っている人が、その暗さを少しでも明るくできるようになればと願っています。

あじさい会の帰りに文楽公演を観に行きました。
私は文楽が好きでときどき行きます。
どうして惹かれるのかと帰り道で考えていたら、自分の家庭には望めない情の溢れた世界がそこには広がっているからだと気づきました。
人に対する思いやりの気持ち、まごころ、誠意、そういったことが物語を作り上げています。
AIでは、作り出せない世界です。
また情の世界に浸りに鑑賞しに行くつもりです。


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4月4日の会

4月4日あじさい会

<参加条件>

夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる女性
(申し訳ありませんが、お子様連れはお断りしています)

<日時>

・2023年 4月4日 (火)
・9時30分~11時50分 (9時20分開場)
 注意:開始時間を早めました!

はじめに自助会ルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>

・大阪市青少年センター ココプラザ
(大阪市東淀川区東中島1-13-13)
・会議室 803

<会費>

600円

参加ご希望の方は、「コメント」からご連絡ください。
「名前」はハンドルネーム
「メールアドレス」は必ずご記入ください。
「公開設定」は、スマホでは≪管理人への秘密コメント≫を、PCからは≪非公開コメント≫をクリックしてください。
こちらからの返信を受け取られて、ようやく参加決定となります。

会を終えて

ブログ更新がたいへん遅れてしまいました。
4月4日の会には初めての方4名と、コロナ前から参加してくださっていた懐かしい面々の3名が揃い、7名で2時間半を話すことができました。

あじさい会当日は、私はいたって元気で全く何の違和感もなかったのですが、夕方から体調を崩して、翌日から高い熱が出はじめました。
横になっていても高熱と咳でよく眠れないような状態になり、コロナを疑い、翌々日には検査キットで陽性反応を得ました。
検査前には夫に「熱が高いから自室にこもります」、陽性反応が出たときは「コロナでした」の2点だけラインで伝えました。
それから1週間、1度も夫と連絡も取らず顔も合わせていません。今も。
食事はコロナ療養に備蓄していたレトルトのお粥と味噌パックや果物缶が重宝しました。
それを夫が台所に行かない時を見計らって、レンジで温めて何日かをしのぐことができました。

軽症になるのでしょうが、熱は39℃近く3日以上続き、薬もなく、しんどくてかなり不安でした。
このまま急変したらどうしよう、咳をして胸が痛いのは放置してもよい程度なのか、頭痛も伴う熱はいつまで続くのか、どんな後遺症がくるのか、等々。
その間も、夫とは全く音信不通でした。
いつもの通り、何ひとつ私のコロナ症状について関心がありませんでした。
一度だけ「必要なものがあれば買ってきます」とメールが入りました。それだけ。
コロナ感染がどのように進んでいるのか、容態が急変するかどうか、など同居家族の責務なのではないですか?
一人暮らしで自宅療養しているのと同じでした。
本当の一人暮らしだと食料の配給もあるのに、同居人がいると対象からも外れます。

身体が弱ると、途端に心も弱くなって、脆くなってしまいます。
不安と孤独が深まるのです。
心細くなって、だれかとつながりたい気持ちになります。
親しい人には、感染のことを知らせました。
また予定をキャンセルするために、あちこちにも連絡を入れました。
友人は、なにか手伝いはないか、届けるものはないか、と心配してくれました。
キャンセルの連絡を受けた友人たちも、思いやりのある優しい言葉をかけてくれて、私はどんなに励まされたことでしょう。
弱っている心が支えられるようでした。
症状を聞いてくれて、軽快していくのを一緒に喜んでくれました。
たびたび熱に浮かされながらも、人の優しさに何度も涙がこぼれました。

社会人になっている3人の子供たちにもコロナ感染のことをいち早く伝えました。
ですが誰一人として、療養中の私の病状を尋ね心配してくれる人はいませんでした。
ネットで簡単に繋がれるのに、音信不通、皆無だった。夫と同じ。
ひょっとしたら悪化して死に至るかもしれないコロナなのに…
妻に関心がない夫。母親に関心がない子どもたち。
そのことをまざまざと思い知らされ、ASの夫をもつ家庭の闇を再認識しました。
「私に家族はいない」とあらためて感じたコロナ感染でした。

今回このようにしてコロナ感染の1週間が過ぎ、私はようやく明日から自宅療養解除となります。
そろそろと養生しながらも、再び元気に動き始めようと思っているところです。



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