3月23日の会
3月23日あじさい会
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2015年3月23日(月曜日)
10時〜12時
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
会議室 803
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
3月23日の会を終えて
本日は初参加の方4名を迎え、9名でお話しすることができました。
今回は私を含め結婚生活30年以上という参加者が多い会となりました。
長い年月、何かしら話がかみ合わずにおかしいと感じつつも、自分を責めたり、体調を崩したり、カウンセリングに何年も通ったりしてやり過ごしてしまった日々。
アスペルガーやカサンドラ症候群という言葉に出会って、ようやく自分を苦しめていた原因を知ることができた解放感。
それと同時に、いつか互いに理解しあえる日が訪れるという淡い希望と期待を打ち捨てなくてはいけない絶望感。
夫にアスペルガーの傾向があると確信した私たち配偶者は、多かれ少なかれこのような道をたどるのではないでしょうか。
思い出すのは、私が夫に話しかけるといつも返ってくる言葉は、「うん」でも「ううん」でもない「う」でした。
どっちとも取れるような取れないような気のない返事に、若い頃はよくイライラしました。
なおも話し続けるとそのうち返事もなく、もちろん相槌というものもなく、人の話を遮るように欠伸をしたり、大きく伸びをしたり、疲れているように首をぐるぐる回して肩をトントンたたく動作をするのです。
家族にかかわる大事な話しのときでさえそうだった。
そのうち私も話す気持ちが萎えて、口早に報告するだけにならざるを得ないのです。
ずっとそうだった。3人の子供たちの成長の出来事を報告するだけ。必要事項を伝えるだけ。
夫は無口で口下手でも気持ちはあると信じていました。
でもそれは私がそう信じたかっただけなのだと今にして思います。
アスペルガーを知ったとき、自分が築いたと思っていた家族がガラガラ崩れていくような感じがして本当に辛い気持ちでした。
夫は嘘をついていたわけでなく、悪意もなく誠実であったと思います。
「普通ならこう感じるはず、こう考えるはず」という私の思い込みは、彼にとっては迷惑そのものでしかなかったでしょう。
今はアスペルガーの特性を知れば知るほど、仕方なかったという諦めの気持ちでいっぱいになります。
理解はできても、やはり心は辛いのです。
家族として3人の子供を育て30年の月日が流れてしまっているのに、夫と気持ちを共有共感することができていないから家族の思い出話をすることができません。
「あの時は嬉しかったね」、「あの時はどうなる事かと心配したね」、「子供の成長に感動させてもらったね」などという会話ができないことが、とても悲しく悔しいです。
思い返せばずっと一人だったな、ということが配偶者の苦しみではないでしょうか。
そのことをしっかり受け止めて強くなりたいと思っています。
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2015年3月23日(月曜日)
10時〜12時
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
会議室 803
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
3月23日の会を終えて
本日は初参加の方4名を迎え、9名でお話しすることができました。
今回は私を含め結婚生活30年以上という参加者が多い会となりました。
長い年月、何かしら話がかみ合わずにおかしいと感じつつも、自分を責めたり、体調を崩したり、カウンセリングに何年も通ったりしてやり過ごしてしまった日々。
アスペルガーやカサンドラ症候群という言葉に出会って、ようやく自分を苦しめていた原因を知ることができた解放感。
それと同時に、いつか互いに理解しあえる日が訪れるという淡い希望と期待を打ち捨てなくてはいけない絶望感。
夫にアスペルガーの傾向があると確信した私たち配偶者は、多かれ少なかれこのような道をたどるのではないでしょうか。
思い出すのは、私が夫に話しかけるといつも返ってくる言葉は、「うん」でも「ううん」でもない「う」でした。
どっちとも取れるような取れないような気のない返事に、若い頃はよくイライラしました。
なおも話し続けるとそのうち返事もなく、もちろん相槌というものもなく、人の話を遮るように欠伸をしたり、大きく伸びをしたり、疲れているように首をぐるぐる回して肩をトントンたたく動作をするのです。
家族にかかわる大事な話しのときでさえそうだった。
そのうち私も話す気持ちが萎えて、口早に報告するだけにならざるを得ないのです。
ずっとそうだった。3人の子供たちの成長の出来事を報告するだけ。必要事項を伝えるだけ。
夫は無口で口下手でも気持ちはあると信じていました。
でもそれは私がそう信じたかっただけなのだと今にして思います。
アスペルガーを知ったとき、自分が築いたと思っていた家族がガラガラ崩れていくような感じがして本当に辛い気持ちでした。
夫は嘘をついていたわけでなく、悪意もなく誠実であったと思います。
「普通ならこう感じるはず、こう考えるはず」という私の思い込みは、彼にとっては迷惑そのものでしかなかったでしょう。
今はアスペルガーの特性を知れば知るほど、仕方なかったという諦めの気持ちでいっぱいになります。
理解はできても、やはり心は辛いのです。
家族として3人の子供を育て30年の月日が流れてしまっているのに、夫と気持ちを共有共感することができていないから家族の思い出話をすることができません。
「あの時は嬉しかったね」、「あの時はどうなる事かと心配したね」、「子供の成長に感動させてもらったね」などという会話ができないことが、とても悲しく悔しいです。
思い返せばずっと一人だったな、ということが配偶者の苦しみではないでしょうか。
そのことをしっかり受け止めて強くなりたいと思っています。
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