8月14日
いつのまにか8月も半ばを過ぎようとしています。
気になりつつ、なかなかブログ更新ができませんでした。
今は猛暑。
毎年、大阪の夏はとりわけ暑い、暑すぎると思っていましたが、今年は全国的に酷暑となっています。
ただでさえコロナ禍で出かける機会もなくなっているのに、この猛暑では家に居るしかなく、精神的にも肉体的にも不健康な毎日を送りがちです。
先週から、朝5時に起きた時は散歩に出かけることにしてみました。
日の出前とはいえ涼しくもないのですが、それでもまだ心地よくウォーキングできます。
6時までに戻らないと、ギラギラした太陽に照り付けられるので時間を気にしつつ歩いています。
早朝でもたくさんの人がジョギングや、ウォーキングで汗を流していました。
私も運動不足を少しでも解消したいと思っています。
家に居るばかりだと、刺激がなくて、そして暗いニュースばかりで気が滅入ります。
今年は戦後75年という節目の年でもあるのか、ニュースでも戦争についての特集が目につきます。
とくに90代の戦争を体験された方々が、つい最近になってようやく重い口を開き証言されていることに、私は衝撃を受けました。
「思い出し語ることは辛く苦しいが、このまま伝えずに死ぬことができない、もう時間がない、次の世代の人達に伝えなくてはいけない。」
という方々の強い意思を私も真摯に受け止めなくてはならないと感じました。
毎年この時期に目にしていた原爆体験や戦争の悲惨さのニュースであったはずなのに、その度に理解していたはずなのに、なぜか今年はひときわ自分に引き寄せて考えられる気がしています。
いつか長崎や広島に行ったり、戦争資料館などを訪れてみたいと思いました。
私はコロナ禍での自分ルールを決めていて、人に会う場合は1人としています。
だから人と会う機会がほとんどなくなっています。
わずかな仕事もあったのですが、今年いっぱいは全て中止となりました。
共通の趣味や楽しみで結ばれていた仲間やグループもたくさんあったのですが、そのどれもに参加できなくなりました。
それで、ときどき憂鬱になることもあります。
せめて夫と他愛ないお喋りができれば気晴らしもできるのですが、それは無理だし…
仕方ないから、この静かな有り余る時間を自分の変身に充てようと試みています。
自分の内面を磨くべくお勉強、ということも考えられますが、それは努力を要して少し難しいので、外見から変えてみようと思い付きました。
それは緊急事態宣言からのことですが、先ずはグレイヘアに挑戦することにしました。
私のカラー歴は20年。
だんだん白髪が多くなってきて、染める回数が多くなっても、辞める勇気はありませんでした。
いつも外出予定を考えては、カラーしてきましたが、とても面倒で大きな悩みだった。
自分に嘘がある、ということも苦しかった。
もし病気で入院になったら髪の毛はどうなるのだろう、ばれてしまう、という怖さもあった。
それでステイホームで誰にも会わないこの機会を逃しては、グレイヘアに移行できない、と決断しました!
しかも自分でベリーショートに切ってしまい、一気にグレイヘアに挑戦しました!
「傍目にはプラス10歳に見えるよ」と美容師さんに言われましたが、その軽やかさは筆舌に尽くしがたいくらい快適です。
白髪が思った以上に多いので見た目は老けて見えるかもしれませんが、何より心が解放されて、生き生きと明るい気持ちになりました。
今はベリーショートグレイヘアに負けないようなお顔になるべくマッサージをしてみたり、グレイヘアに似合う明るい色合いの服を考えたりするようになりました。
また老けて見えないように、姿勢に気を配り、健康的な食事を心がけて、新陳代謝できる身体づくりを考えることも楽しいです。
何より「自分に嘘がなくなった」ことが心理的に大きく作用している気がします。
あじさい会が再開されたら、以前の私を知る方は、きっとビックリされるでしょう。
外見がかなり変わったから。
友人達にも写真を送っては、ビックリされています。
そして「よく思い切ったねー!!」と大笑いされています。
友人達からの返信には「ご主人の感想は?ビックリしているでしょ!」と書かれています。
夫は何の反応もなく、何の言葉も全くありません。
これこそが彼の特性だと思っているので、私は別に驚きはしないけれど、他の人は俄かには信じられないだろうなと思うのです。
もし私が友人に「夫は何の感想も言わないよ」と伝えれば
「いや、ご主人はビックリし過ぎて、言葉が出ないだけだよ」とか
「似合わない、なんて言おうものなら怒られるから黙っているのよ!」
などと笑って言うことでしょう。
家庭内別居状態とはいえ、毎日顔を合わすし、必要な事は話をします。
夫がいつもと変わらず何事も起こっていないかのように振る舞っているのは、ひょっとしたら私の新しい髪が見えていないのかもしれないな、と考えたりします。
発達障がいの人は、細い筒を通してモノを見ているような状態、と何かの本で読んだことがあるからです。
いや見えていても、何の関心もないからなのかと考えたり…
私も夫に「どう?!この髪型とグレイヘア!」なんて絶対に話しかけたりしません。
もしそういう問いかけをしたら必ず「あぁ、うん」でお終いになるのが分かっているからです。
私は夫がアスペルガーだと知って、本当に良かったと思っている。
夫の言動でモヤモヤすることが無いからです。
こうしてくれたら、こう言ってくれたら、という期待が微塵もないので、悩むことがないのです。
夫には共感を求めないけれど、他の人とは共感し合いたい。
それが必要だから、早くこのコロナ禍が収束することを願ってやみません。
気になりつつ、なかなかブログ更新ができませんでした。
今は猛暑。
毎年、大阪の夏はとりわけ暑い、暑すぎると思っていましたが、今年は全国的に酷暑となっています。
ただでさえコロナ禍で出かける機会もなくなっているのに、この猛暑では家に居るしかなく、精神的にも肉体的にも不健康な毎日を送りがちです。
先週から、朝5時に起きた時は散歩に出かけることにしてみました。
日の出前とはいえ涼しくもないのですが、それでもまだ心地よくウォーキングできます。
6時までに戻らないと、ギラギラした太陽に照り付けられるので時間を気にしつつ歩いています。
早朝でもたくさんの人がジョギングや、ウォーキングで汗を流していました。
私も運動不足を少しでも解消したいと思っています。
家に居るばかりだと、刺激がなくて、そして暗いニュースばかりで気が滅入ります。
今年は戦後75年という節目の年でもあるのか、ニュースでも戦争についての特集が目につきます。
とくに90代の戦争を体験された方々が、つい最近になってようやく重い口を開き証言されていることに、私は衝撃を受けました。
「思い出し語ることは辛く苦しいが、このまま伝えずに死ぬことができない、もう時間がない、次の世代の人達に伝えなくてはいけない。」
という方々の強い意思を私も真摯に受け止めなくてはならないと感じました。
毎年この時期に目にしていた原爆体験や戦争の悲惨さのニュースであったはずなのに、その度に理解していたはずなのに、なぜか今年はひときわ自分に引き寄せて考えられる気がしています。
いつか長崎や広島に行ったり、戦争資料館などを訪れてみたいと思いました。
私はコロナ禍での自分ルールを決めていて、人に会う場合は1人としています。
だから人と会う機会がほとんどなくなっています。
わずかな仕事もあったのですが、今年いっぱいは全て中止となりました。
共通の趣味や楽しみで結ばれていた仲間やグループもたくさんあったのですが、そのどれもに参加できなくなりました。
それで、ときどき憂鬱になることもあります。
せめて夫と他愛ないお喋りができれば気晴らしもできるのですが、それは無理だし…
仕方ないから、この静かな有り余る時間を自分の変身に充てようと試みています。
自分の内面を磨くべくお勉強、ということも考えられますが、それは努力を要して少し難しいので、外見から変えてみようと思い付きました。
それは緊急事態宣言からのことですが、先ずはグレイヘアに挑戦することにしました。
私のカラー歴は20年。
だんだん白髪が多くなってきて、染める回数が多くなっても、辞める勇気はありませんでした。
いつも外出予定を考えては、カラーしてきましたが、とても面倒で大きな悩みだった。
自分に嘘がある、ということも苦しかった。
もし病気で入院になったら髪の毛はどうなるのだろう、ばれてしまう、という怖さもあった。
それでステイホームで誰にも会わないこの機会を逃しては、グレイヘアに移行できない、と決断しました!
しかも自分でベリーショートに切ってしまい、一気にグレイヘアに挑戦しました!
「傍目にはプラス10歳に見えるよ」と美容師さんに言われましたが、その軽やかさは筆舌に尽くしがたいくらい快適です。
白髪が思った以上に多いので見た目は老けて見えるかもしれませんが、何より心が解放されて、生き生きと明るい気持ちになりました。
今はベリーショートグレイヘアに負けないようなお顔になるべくマッサージをしてみたり、グレイヘアに似合う明るい色合いの服を考えたりするようになりました。
また老けて見えないように、姿勢に気を配り、健康的な食事を心がけて、新陳代謝できる身体づくりを考えることも楽しいです。
何より「自分に嘘がなくなった」ことが心理的に大きく作用している気がします。
あじさい会が再開されたら、以前の私を知る方は、きっとビックリされるでしょう。
外見がかなり変わったから。
友人達にも写真を送っては、ビックリされています。
そして「よく思い切ったねー!!」と大笑いされています。
友人達からの返信には「ご主人の感想は?ビックリしているでしょ!」と書かれています。
夫は何の反応もなく、何の言葉も全くありません。
これこそが彼の特性だと思っているので、私は別に驚きはしないけれど、他の人は俄かには信じられないだろうなと思うのです。
もし私が友人に「夫は何の感想も言わないよ」と伝えれば
「いや、ご主人はビックリし過ぎて、言葉が出ないだけだよ」とか
「似合わない、なんて言おうものなら怒られるから黙っているのよ!」
などと笑って言うことでしょう。
家庭内別居状態とはいえ、毎日顔を合わすし、必要な事は話をします。
夫がいつもと変わらず何事も起こっていないかのように振る舞っているのは、ひょっとしたら私の新しい髪が見えていないのかもしれないな、と考えたりします。
発達障がいの人は、細い筒を通してモノを見ているような状態、と何かの本で読んだことがあるからです。
いや見えていても、何の関心もないからなのかと考えたり…
私も夫に「どう?!この髪型とグレイヘア!」なんて絶対に話しかけたりしません。
もしそういう問いかけをしたら必ず「あぁ、うん」でお終いになるのが分かっているからです。
私は夫がアスペルガーだと知って、本当に良かったと思っている。
夫の言動でモヤモヤすることが無いからです。
こうしてくれたら、こう言ってくれたら、という期待が微塵もないので、悩むことがないのです。
夫には共感を求めないけれど、他の人とは共感し合いたい。
それが必要だから、早くこのコロナ禍が収束することを願ってやみません。
スポンサーサイト