3月11日の会
3月11日あじさい会
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2016年3月11日(金曜日)
10時〜12時
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。
<お知らせ>
参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申込みを終了致します。
3月11日の会を終えて
初めて参加の5名をお迎えし、10名で会を催すことができました。
新聞記事を見て自分のことだと思われた方もいて、メディアの果たす役割の大きさを改めて感じます。
テレビでカサンドラ症候群という言葉が取り上げられるときも、問い合わせが多くなります。
このように広く知られるようになって、一人で悩み続ける人が少しでも減っていってほしいと願っています。
夫婦間の関係性について、通じ合えなくていつも気持ちが満たされなくて何かおかしいと気づきながらも、傍目には問題なく見えることでいつの間にか自分にもそれが当たり前のように信じ込もうとしてしまいます。
実の親からも、しっかり夫を支えて上手に家庭を切り盛りしていくように言われたりしたら、心が満たされないことを愚痴る自分は贅沢なのかと思ったりもします。
いつのまにか心も身体もボロボロになってカサンドラ症候群に陥って、ようやく辛い自分に気づくのです。
会話が成り立たないことに気づくのに、私の場合は25年もかかってしまいました…
自分の言い方が悪いのか、私の話はつまらないのか、夫が忙しくて疲れているのか、興味はあるけど口下手なだけなのか、などその時々で自分を責めたり諦めたり少し嫌な気分になったりしてきました。
でもまさか夫が私の気持ちを理解できない人だったとは、思いもしなかった。
相手の気持ちを察する、相手の感情に寄り添う、共感し合う、ということができない人がいるなんて想像もしなかった。
夫は温和な感じでいつも真面目に働いて家族を養ってくれて、私は幸せなようにみえる。
私も性別役割分担を引き受け、家族の形を作ってきた。
でも中身のない心のつながりのない温かみのない夫婦の関係は、たまらなく孤独でさみしいものです。
そのことを経験のない人に理解してもらうのは不可能ではないかと思うのです。
だからこのような自助会で、同じ経験の人が話をして互いを理解し合ってエンパワーメントすることは必要です。
通過点として利用してほしいものです。
3月11日は震災のあった日でした。
新聞でもテレビでも報道されるし、私もあの日のことを思い出し今でも解決していないたくさんの問題についていろいろと考えさせられる日でした。
夫はもちろんのこと、こうした社会で起きる出来事についても一切話しません。
感想も言いません。
あの震災があったときでさえ、ひと言の感想も言葉もなく淡々としたものでした。
「怖ろしい」「大変なことが起こっている」「これから日本はどうなるのか」
私は次々と不安が押し寄せ、また被災された方々のことにも胸がつぶれそうになり、他のことなど何も考えられない日々でした。
日本じゅうの人が皆同じ気持ちになって、心が一つになったかのように感じたあの震災の時でさえ、夫は何も話しませんでした。
私が話しかけても「あぁ」といういつもの曖昧な言葉が返ってくるだけでした。
ましてや震災から5年という報道に関しても、何もない。
どんなときだっていつでも会話が成り立たなかったけれど、やっぱり私は一緒に暮らしている人と、世の中で起こっている出来事について話をしてみたい。
叶わぬこととは知っているけれど、少し寂しい気持ちになるのです。
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2016年3月11日(金曜日)
10時〜12時
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。
<お知らせ>
参加希望者数が予定を上回ってきましたので、申込みを終了致します。
3月11日の会を終えて
初めて参加の5名をお迎えし、10名で会を催すことができました。
新聞記事を見て自分のことだと思われた方もいて、メディアの果たす役割の大きさを改めて感じます。
テレビでカサンドラ症候群という言葉が取り上げられるときも、問い合わせが多くなります。
このように広く知られるようになって、一人で悩み続ける人が少しでも減っていってほしいと願っています。
夫婦間の関係性について、通じ合えなくていつも気持ちが満たされなくて何かおかしいと気づきながらも、傍目には問題なく見えることでいつの間にか自分にもそれが当たり前のように信じ込もうとしてしまいます。
実の親からも、しっかり夫を支えて上手に家庭を切り盛りしていくように言われたりしたら、心が満たされないことを愚痴る自分は贅沢なのかと思ったりもします。
いつのまにか心も身体もボロボロになってカサンドラ症候群に陥って、ようやく辛い自分に気づくのです。
会話が成り立たないことに気づくのに、私の場合は25年もかかってしまいました…
自分の言い方が悪いのか、私の話はつまらないのか、夫が忙しくて疲れているのか、興味はあるけど口下手なだけなのか、などその時々で自分を責めたり諦めたり少し嫌な気分になったりしてきました。
でもまさか夫が私の気持ちを理解できない人だったとは、思いもしなかった。
相手の気持ちを察する、相手の感情に寄り添う、共感し合う、ということができない人がいるなんて想像もしなかった。
夫は温和な感じでいつも真面目に働いて家族を養ってくれて、私は幸せなようにみえる。
私も性別役割分担を引き受け、家族の形を作ってきた。
でも中身のない心のつながりのない温かみのない夫婦の関係は、たまらなく孤独でさみしいものです。
そのことを経験のない人に理解してもらうのは不可能ではないかと思うのです。
だからこのような自助会で、同じ経験の人が話をして互いを理解し合ってエンパワーメントすることは必要です。
通過点として利用してほしいものです。
3月11日は震災のあった日でした。
新聞でもテレビでも報道されるし、私もあの日のことを思い出し今でも解決していないたくさんの問題についていろいろと考えさせられる日でした。
夫はもちろんのこと、こうした社会で起きる出来事についても一切話しません。
感想も言いません。
あの震災があったときでさえ、ひと言の感想も言葉もなく淡々としたものでした。
「怖ろしい」「大変なことが起こっている」「これから日本はどうなるのか」
私は次々と不安が押し寄せ、また被災された方々のことにも胸がつぶれそうになり、他のことなど何も考えられない日々でした。
日本じゅうの人が皆同じ気持ちになって、心が一つになったかのように感じたあの震災の時でさえ、夫は何も話しませんでした。
私が話しかけても「あぁ」といういつもの曖昧な言葉が返ってくるだけでした。
ましてや震災から5年という報道に関しても、何もない。
どんなときだっていつでも会話が成り立たなかったけれど、やっぱり私は一緒に暮らしている人と、世の中で起こっている出来事について話をしてみたい。
叶わぬこととは知っているけれど、少し寂しい気持ちになるのです。
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