3月1日の会
3月1日あじさい会
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2017年3月1日 (水曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。
<お知らせ>
参加者数が定員に達したので、申し込みを締め切ります。
3月1日の会を終えて
今日から3月。卒業姿の学生を見かけるようになり「おめでとう」と拍手を送りたくなります。
今回は初参加8名を迎えて、12名でお話できました。
子供さんを育てている若い世代の方も多く参加されました。
子供が生まれるまでは、あまり気づかなかった夫の特性が、子供を育てるという場になって初めて次々と噴出し、それでも日々するべきことが山積みになり途方に暮れる。
クタクタに疲れ切っている若い方々の話に、かつての自分を重ねていました。
何かおかしい、友達に愚痴をこぼしても伝え切ることができない、アドバイスやヒントをもらっても役に立たない、あてはまらない。
家庭の中で夫はとても幸せそうで満足している様子で困っていることもなさそう。
自分だけが憂鬱な気分になってさみしく虚しい。その上、罪悪感まであって辛い。
何とかして夫婦の関係を立て直したいと、どの方も大人の発達障がいやカサンドラに関するたくさんの本を読み資料を集め、どのように接していけばよいのか懸命に模索していることまで同じです。
思い切って夫にその悩みを打ち明けて話しても、他人ごとのような反応で、またさらに落ち込む。
そこには、夫と気持ちが分かり合いたい、家族として協力して助け合ってうまくやっていきたいという妻の強い希望と期待を感じます。
その希望と期待を諦めなくてはいけない、などと言われるほど残酷なことはありません。
いとも簡単なことのように言って欲しくないのです。
「夫に期待してはいけません。彼に感情を示してはいけません。自分の心に寄り添ってくれる言葉を期待してはいけません。困ったことがあれば親しい友人に相談しましょう。して欲しいことがあれば紙に箇条書きにして渡しましょう。彼は言われたことはきちんとしてくれます。でも先回りしてあなたを喜ばせることはできないのです。等々」
そのことを受け入れるまで時間が必要で、大きな絶望と葛藤に悩まされます。
私のように子供が家を出て行き、残りの人生も少なくなっている年長者には、それもできます。
ですが、人生の真っただ中にいる若い人たちには過酷すぎる現実です。
それでも私は、若い人たちのことを少しだけ羨ましいと思っているのです。
早くにそのことに気づいたことを。自分の気持ちを大切にされていることを。
私自身は自分の気持ちをごまかし続けて、長い結婚生活を重ねてしまいました。
自分の生きてきた人生はいったい何だったのだろう、家族を築いてきたと思っていたのに砂上の楼閣のようにサラサラと消えていくように感じた時、気が狂いそうに慟哭したのを今でも思い出します。
いずれにせよ、気づいた時が始まりです。
あれこれ試行錯誤しながら、これからの生き方、考え方を少し修正していけば、きっと道は拓けていくと信じています。
自分一人だけの悩みではないこと、自分が悪いわけではないことを確認するために、またときどき訪ねてくださいね。
お待ちしています。
<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
<日時>
2017年3月1日 (水曜日)
10時〜12時 (9時50分開場)
<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803
<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円
参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください
アドレス記入される場合は、「非公開チェック」でお願いします。
<お知らせ>
参加者数が定員に達したので、申し込みを締め切ります。
3月1日の会を終えて
今日から3月。卒業姿の学生を見かけるようになり「おめでとう」と拍手を送りたくなります。
今回は初参加8名を迎えて、12名でお話できました。
子供さんを育てている若い世代の方も多く参加されました。
子供が生まれるまでは、あまり気づかなかった夫の特性が、子供を育てるという場になって初めて次々と噴出し、それでも日々するべきことが山積みになり途方に暮れる。
クタクタに疲れ切っている若い方々の話に、かつての自分を重ねていました。
何かおかしい、友達に愚痴をこぼしても伝え切ることができない、アドバイスやヒントをもらっても役に立たない、あてはまらない。
家庭の中で夫はとても幸せそうで満足している様子で困っていることもなさそう。
自分だけが憂鬱な気分になってさみしく虚しい。その上、罪悪感まであって辛い。
何とかして夫婦の関係を立て直したいと、どの方も大人の発達障がいやカサンドラに関するたくさんの本を読み資料を集め、どのように接していけばよいのか懸命に模索していることまで同じです。
思い切って夫にその悩みを打ち明けて話しても、他人ごとのような反応で、またさらに落ち込む。
そこには、夫と気持ちが分かり合いたい、家族として協力して助け合ってうまくやっていきたいという妻の強い希望と期待を感じます。
その希望と期待を諦めなくてはいけない、などと言われるほど残酷なことはありません。
いとも簡単なことのように言って欲しくないのです。
「夫に期待してはいけません。彼に感情を示してはいけません。自分の心に寄り添ってくれる言葉を期待してはいけません。困ったことがあれば親しい友人に相談しましょう。して欲しいことがあれば紙に箇条書きにして渡しましょう。彼は言われたことはきちんとしてくれます。でも先回りしてあなたを喜ばせることはできないのです。等々」
そのことを受け入れるまで時間が必要で、大きな絶望と葛藤に悩まされます。
私のように子供が家を出て行き、残りの人生も少なくなっている年長者には、それもできます。
ですが、人生の真っただ中にいる若い人たちには過酷すぎる現実です。
それでも私は、若い人たちのことを少しだけ羨ましいと思っているのです。
早くにそのことに気づいたことを。自分の気持ちを大切にされていることを。
私自身は自分の気持ちをごまかし続けて、長い結婚生活を重ねてしまいました。
自分の生きてきた人生はいったい何だったのだろう、家族を築いてきたと思っていたのに砂上の楼閣のようにサラサラと消えていくように感じた時、気が狂いそうに慟哭したのを今でも思い出します。
いずれにせよ、気づいた時が始まりです。
あれこれ試行錯誤しながら、これからの生き方、考え方を少し修正していけば、きっと道は拓けていくと信じています。
自分一人だけの悩みではないこと、自分が悪いわけではないことを確認するために、またときどき訪ねてくださいね。
お待ちしています。
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