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8月22日の会

8月22日あじさい会

<参加資格>
夫がアスペルガーもしくはアスペルガーかもしれないと悩んでいる妻
(女性だけの会です。お子様連れはお断りしています)

<日時>
2018年 8月22日 (水曜日)
9時45分〜12時 (9時35分開場)
始めにルールの説明をするので、遅れないようにお願いします。

<場所>
大阪市立青少年センター ココプラザ (大阪市東淀川区東中島1-13-13)
http://kokoplaza.net/access.html
会議室 803

<会費>
初めての方 500円、2回目の方 300円

参加ご希望の方はコメントにてご連絡ください。
アドレス記入される場合は、「非公開コメント」にチェックして下さい。

<お知らせ>
参加希望者数が定員に達しましたので、申し込みを終了致します。



8月22日の会を終えて

大阪府堺市で39.7度を記録したという猛暑日に、あじさい会が開催されました。
庭の木は枯れ始めています。紅葉を楽しみにしていた葉は、茶色くカラカラに焼けています。
お盆も過ぎ、もうすぐ学校も始まりますね。
爽やかな秋に期待して心新たにスタートしたい、と気持ちを奮い立たせているところです。

8月の開催は1回だけでした。初参加の方7名を迎え13名でお話できました。
小さなお子さんを育てておられる方、思春期の子どもがおられる方、夫婦二人暮らしの方、幅広い世代のお話が聞けたと思います。
夫と子育てに関して共有できることがなくて悩んでおられる人は、どのようにしたらうまくいくのか、何か具体的な方法があれば教えて欲しい、自分が辛い思いをしないで済むにはどのように接したらよいのか、などなど切実な声が聞こえてきます。
子供たちがすっかり大人になった参加者へ質問されます。
どんなふうに乗り越えてきたのか、と。

私もよく聞かれます。
その度に私はかつてを振り返り、ずっと鬱屈した気持ちを抱えながら3人の子供を育てた記憶を思い起こします。
ずっと違和感がありました。
夫はいつもそこにいるけれど、相談しても答えが返ってこない。
夫婦で考えるべき家庭の問題、子供のことを話し合えない、無関心のようす。
頼めば、頼んだ分だけ動いてくれる。
けれども夫が自主的に家族のために何かを計画することはありませんでした。
いつも私が決めるばかり。
夫は従ってくれたけれど、私のはたらきをねぎらうことは全くなかった。
いつも何か物足りない寂しい虚しい気持ちを抱えていた。
そのことを日記に書いたり、人に話したりすることも出来なかった。
何がどうおかしいのか、自分が何を不満に思っているのか、よく分からなかったのです。
心が満たされていないことを薄々感じてはいたものの、贅沢な悩みだと一蹴することで、思い悩み考えることに蓋をしていたのでしょう。

今子育て中で夫の反応に戸惑い困っている人は、とても辛いことだろうと胸が痛いです。
私だけでなく子育てを終えてしまった他の参加者も同じ思いです。
真実に向き合うと、将来の不安もあり辛い気持ちがこみ上げてくるかもしれません。
ですが、何かおかしいと気づいて自分の気持ちをうやむやにしない姿勢こそが大切です。
若くして気づいた人は、無駄な努力、届かない好意、空回りの話合い、等に時間を割くことなく、これから先の自分の人生を仕切り直し少し修正することができます。
その時期を逸した者として、若い人たちが少し羨ましいぐらいなのです。


8月初めの暑い日に実家の母が亡くなりました。
今年になってから入院生活が始まり、医師からは治療法がないことの説明も受けていました。
夫には報告として、母が入院していること、退院後のケアハウス入所、また再入院、再々入院などをその都度伝えていました。

その日は明け方未明に危篤の連絡が入り、始発の新幹線で向かうことにしました。
夫は寝ていたので告げずにそのまま自宅を出て途中で「危篤の報があったので早朝に家を出ています」とメールしました。
ずいぶんしてから夫から返信がありました。
「わかりました。何も出来なくてごめんね」
と書いてあったのです。それを読んで私は涙が止まりませんでした。
いつも、いつも、どんな大変な時でも、夫は何もしてくれなった。
いや何でもしてくれていたかもしれません。
でも心を支えてくれる、私の気持ちを受けとめてくれるということは出来なかった。
20年前に実家の父が亡くなったときも、嘆き悲しむ私に彼は何一つ声をかけてくれなったことを思い出します。
クルマを出してくれたり、子供たちの面倒を見てくれることはしてくれたでしょう。
でも悲しみのどん底にいた私の気持ちを聞いてくれることはついぞなかった。

夫は夫なりに、自分が何も出来ないことを自覚しているのか、とその時に思ったのです。
何をしてよいか分からない、どう言葉をかければよいのか分からない、どのような手伝いをすればよいか分からない。自主的に動くことができない。
どうしてよいのか分からないけれど、人との関係での疎外感もあって、彼なりに生きづらいのかもしれないとその時に思いました。

夫にとって家族を持つことは、とても難儀で複雑なことなんだと思いました。
感情を共有することができていないから、家族の思い出話ができない。
実家の母にしても私が里帰りしたときは、いつも手作りのご馳走を用意して歓待してくれて夫もその料理を食べていたのに、とくに何の感情も湧きおこらない。
いくつもの経験を共有してきたはずなのに、何の感想もない。
夫は家族を持つことには不向きで、一人で暮らす方がずっと生き生きして自由だったのかもしれないとその時に思いました。

母の臨終には間に合い、彼女は二人の娘に見守られて旅立っていきました。
夫にその後、亡くなった旨のメールをすると
「ご愁傷様です」の一言だけの返信がありました。
姉妹とわずかな身内だけで母を見送り、夫には遠方ということで遠慮してもらいました。
妹は気にしていたけれど、そのことはとても良い判断だったと今でも思っています。
夫も参加せずにすみ、ホッとしていたことでしょう。
一人だけ浮いてしまうから。












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Re: 8月22日に参加希望です。

Marie 様
ご連絡ありがとうございます。
8月22日の参加申し込みをお受けしました。

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8月22日の会に 参加希望です。 よろしくお願いします

Re: タイトルなし

Tomiko 様
8月22日の参加申し込みをお受けしました。

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Re: タイトルなし

さくらそう様

8月22日の参加申し込みをお受けしました。

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Re: 自助グループについて

いわさき様
8月22日のキャンセル待ちをお受けしました。
いただいたアドレスに送信しましたが返送されてきたので、こちらでのお返事と致します。

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Re: こんにちは。

めぐこ様
残念ながら8月22日は満席で、まだキャンセルの連絡は入っていません。
9月に申し込まれた方が確実かと思います。

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